【一般職(内勤・スタッフ)】原徳辰さんのインタビュー記事

2018年入社
原徳辰 (38歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:AV男優
2021.5.19
AV男優 ⇒ デリヘルスタッフ。安定を求めて35歳で業界入り。決断の結果は……
この記事のポイント!
- 「ここで働きたいな」の決め手は活気。未経験でも充分やれた
- ユーザー高評価の理由は風通し。“雰囲気”はサービスに表れる
- 「良いね」では終わらない。成果=昇給・昇格。だから続く
「デリヘルってどうなのかな?」で、ぽっちゃり店を選んだ理由
僕はわりと、幼い頃から憧れや興味のままに進んでしまうようなところがあって。高校を卒業して18歳でAVの世界に進んだのも、そういう理由なんです。
考えなしというより、「おもしろそうだな」と(笑)。「仕事はまず楽しくなくちゃ。好きじゃなくちゃ」という思いがあった気がします。
現場に出たら、最初はADという話だったはずなんですが、ディレクターに「男優やってみろ」と言われて。「僕にできるのかな?」と思いつつ、その後15年以上も続けたんだから、肌にも合っていたんでしょうね。
そりゃラクなことばかりではなかったですけど、良い思い出の方が多いですよ。稼げた時はすごく稼げましたし……。
ただ後年は、DVDからネット動画へという流れのなかで、出演単価が安くなったり仕事が減ったり、収入が不安定になってきちゃったんですね。年齢のこともあるし、将来を考えると、定収を頂きたいと考えるようになりました。
で、「デリヘルってどうなのかな」と。近しい業界と言うとあれですけど、女性の関わるエンターテインメントという点では共通項もある気がして、転職の選択肢に入れてみたんです。
なぜぽっちゃり店にしたか?(笑) 僕実は、ぽっちゃりジャンルのアダルトビデオって、関わったことがなかったんですよ。なのでどうせなら、自分の知らない領域に進んでみたいと思ったんです。好奇心で動くという自分の性分も、まだ残っていたんですね。
「ここで働きたいな」の決め手は活気。未経験でも充分やれた
なかでも『BBW』に決めたのは、活気が大きかったですね。
Webサイトを見ても、「おもしろいことをやろう」とか「盛り上げよう」というのがすごく伝わってきて、「ここで働きたいな」と思えたんです。それに他店と比べてキャストさんの待遇が良いように感じたので(笑)、「景気が良いんだろうな」というのも予想できました。
とは言え最初は戸惑いもあって(笑)。ムリもないんです。10代から、ある意味で職人さんみたいに1つの業界に関わってきたので、他を知らない。勝手に仕事に身構えちゃうようなところもあったと思います。
でもそれも慣れというか、先輩がいますからね。初めは備品の管理とか、キャストさん用のお仕事バッグを作ってというところから教わった感じです。電話応対やWebサイトの更新も、周りのスタッフを真似つつ、確か1週間目ぐらいからやらせて頂けました。
シフトの管理や面接も含めて、一通りの業務を覚えるのに、だいたい半年ぐらいでしたかね。オフィスワーク経験のない僕でもそうなんだから、接客業やコールセンターでお仕事をしていたという方なんかは、もっと早くこなせるようになると思いますよ。
ユーザー高評価の理由は風通し。“雰囲気”は、サービスに表れる
今入社して3年目ですが、やりがいはAVにいた頃よりも感じている気がします。さっき活気と言いましたけど、ここはすごく風通しが良くて、イベントの企画や業務の改善案は、新人の時から聞いてもらえたんです。
変な上下関係みたいなものが全然なくて、提案が“社のためになるかならないか”ということだけを見てくれる感じです。例えば僕なんかは、18歳から女優さんと関わってきた分、女の子の表情や声の変化には、わりと敏感なんですね。
なので、もう少しうまく全体のシフトを組んだ方が良いんじゃないかとか、待遇面での案なんかも上げてきたんですが、ほぼ耳を傾けていただけました。
「やっぱり新しい風が入ると、見えなかったことに気づけて良いね」
むしろこんな風に感謝されるぐらいで、この環境はそのまま、スタッフとキャストさんの働きやすさにも繋がっている気がします。雰囲気の良さも接客とサービスに表れて、だからこそぽっちゃり店だって数ある中で、『BBW』は高い評価を得られ続けているのかなと……。
「良いね」では終わらない。成果=昇給・昇格。だから続く
そしてこうして上げた改善案も、「良いね」では終わりません。結果としてキャストさんの出勤数が増えたり、売上が伸びたという時には、しっかり昇給で報いてもらえるし、立場も上がるんです。そりゃ頑張りますよね(笑)。
お金を追う追わないではなくて、仕事の対価は何より給与だというのが、方針としてあるんだと思います。どの世界でも、見返りがあると実感できれば、少々のイヤなことだって吹き飛ぶじゃないですか。
もちろん僕も、いつかは店長にという気持ちで働いています。出店が続いている以上、そのチャンスも常にありますから。安定を求めて飛び込んだ業界で、こうして前向きに夢まで持てるんだから、人生は本当にわからないなと感じます。
取材後記
プロフィール

原徳辰
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:AV男優)