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一般職(内勤・スタッフ)】吉田和真さんのインタビュー記事

2020年入社

吉田和真 (20歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:フリーター

2021.7.21

好奇心で入社したら、楽しすぎた?! 20歳の今だからこそ、何でもチャレンジしたい

この記事のポイント!

  • 流れ作業なのか、親身なアドバイスなのか。“本気度”は伝わる
  • 収入増にチームワークに歩合給。そして何より、飽きない
  • 成功した先輩の言葉だから、説得力がある。真似ようと思える

牛丼チェーンでバイト。環境が良く、辞める気はなかったが……

7か月前までは、通信制の大学に籍を置きつつ、『すき家』でバイトをしていました。

週5とか週6でシフトをいれていたんですが、特にキツいということはなかったですね。業務は決まっているし、人の環境が良かったんですよ。みんな同年代で、先輩も優しくて。ときどき集まって飲みに行くぐらい仲も良かったんです。

なので辞める気は全然なかったんですが……。

「今デリヘルで仕事してるんだけど、興味ある?」

『すき家』で知り合った先輩が、先にこのFC横浜・関内店に勤めていたんですね。で、僕もどうかと誘われて。

正直おもしろそうだなと(笑)。僕は風俗を利用したことがなくて、だから逆にすごく好奇心が湧いたんですね。最初は掛け持ちで、昨年の11月から働き始めました。

全てが新鮮だった初日。いきなり役に立てたのも嬉しかった

「おもしろそう」という思いは、入社してからも変わりませんでした。初日はまず挨拶をして、レクチャーなんかがあって。よく覚えているのが、ちょうど店が軌道に乗り始めた頃で、オフィスと別に待機室ができた日だったんですね。

みんなでソファを下の階に移動させるのが楽しくて(笑)。「まだスタートアップなんだ」というワクワク感があったし、いきなり役に立てるのも嬉しいじゃないですか(笑)。「キャストさんは自宅にいるだけじゃなくて、待機室というのがあるんだ」というのも、僕にとっては新鮮でした。

後は清掃をして備品の管理を教わって、お仕事バッグをつくってという感じですね。ここももう全然わかりません。

「ローションて何に使うんだろう?」
「このグリンスっていうのとどう違うんだろう?」
「指サック? 何これ。何でこれがいるの?」

先輩はみんな笑っていました。「ほんとに何も知らないんだね」って(笑)。

業務はシステム化。フランチャイズ事業が進められている理由

2日目からはもう電話を取らせていただいて。Webサイトの更新や配車、キャストさんのシフト入力もすぐに始めました。“いついつからこれをやろう”というのは、特になかったですね。

逆に言うと、『サンキューグループ』は既に業務がシステム化されているので、取り立てて覚えるのが難しいとか、学ぶのに時間が掛かるというものはない印象です。早くできるかできないか、という差だけですね。だからこうしてフランチャイズ事業も進められているんだと思います。

ただ初めのうちは、言葉遣いはずいぶん注意されました。アルバイト以外は社会人経験がなかったので、やはりマナーがわかっていなかったんですね。電話を置く度に「今タメ口になってたよ」とか、「“そっすか”は敬語じゃないよ」とかですね(笑)。

流れ作業なのか、親身なアドバイスなのか。“本気度”は伝わる

キャストさんに対しても、“もう一歩踏み込む”というのができなかったんです。例えば当欠(当日欠勤)の電話連絡があるという時に「わかりました」で終わってしまう。そうじゃないだろうと。

「なるほど具合悪いんじゃしょうがないですね。お大事にして下さい。でも最近多いですけど、何か心配事とかではないですか?」
「今日も昨日もリピーター様のお問い合わせでした。他の女の子をご案内してしまうので、どうしてもお客様が離れちゃいます。せっかく積み重ねた人気なので、ちょっともったいないですよ」

もちろん怒るのは言語道断ですけど「良いですよー」ではキャストさんのためにもならないんですよね。みんな目標額もありますから。

どうやって「行きたい」と思ってもらうかが大切で、だから突っ込んで聞くことも大事だし、ふだんからオフィスや待機室でお話もしておくべきなんですよね。そしてそのためには1人ひとりのご指名や売上の状況もしっかり把握しておいた方が良いし、先輩達を見ていて感じるのは、“本気度”が重要なのかなと。

やっぱり相手が業務の流れで言っているだけなのか、親身になってアドバイスをしているのかって、伝わるものなんですよね。具体的に何をと言うより、僕はそれを先輩の働く姿から学んだ感じです。元から雰囲気の良いお店だったので、自然に身に付いたというか……。

この1、2か月でやっと、自分からだけではなくて、キャストさんからも色々相談してもらえるようになりました。わかってもらえたというか、自分も本気で仕事ができるようになったんだと思います。それが伝わったのかなと。

収入増にチームワークに歩合給。そして何より、飽きない

仕事は正直楽しいです。チームワークが良いから働きやすいし、収入も全然変わりましたしね(笑)。店の利益が上がると1人ひとりに歩合給が付くので、みんなで売上目標を達成した時には、「やった!」という充実感もあります。

何より新しいことをどんどんやらせてもらえるので、飽きることがないんですね。この数か月は僕、経理業務も任されるようになって。

と言うのも横浜店は好調で、4月に町田に新店舗を出したんです。この調子でこれからも新規出店を続けていく予定なんですが、組織が大きくなっていけば、役割分担や分業も必要になってきますよね。オーナーの梅田の発案で、その時に備えて財務・経理部門を作り始めようということになったんです。

「吉田君、経理の勉強してみない?」

僕としては「喜んで」という感じでした(笑)。梅田が簿記の二級を持っているんで、教えてもらいつつ、この際僕も資格を取っちゃおうと思っています。

成功した先輩の言葉だから、説得力がある。真似ようと思える

今は目の前の業務が最優先ですし、みんなでこの会社を盛り上げたいという思いが強いですけど、「自分もいつか店長に」という思いも芽生えてきました。実はそれで経理を引き受けたようなところもあって。

横浜店をオープンする時に、梅田オーナー自身、経理の知識がめちゃくちゃ役に立ったと言うんですね。

「学んでおいてゼッタイ損はないから」

先輩や梅田自身が成功している“背中”を見せてくれているので、言葉に説得力があるんですよね。「真似しよう」と素直に思えて……。

興味だけで飛び込んだ業界でしたけど、今は本当に良かったと思っています。あの時僕を誘ってくれた先輩には、感謝しかないですね(笑)。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

「全然です」と言いつつ、最初は『すき家』との掛け持ち。数か月でほぼ業務を覚え、経理も学び始め、大学の通信科にも在籍中……。ご自身仰るように好奇心が強く、また仕事自体が好きな方なのでしょう。まだ20歳。何でもできるご年齢が、羨ましい取材でもありました。

プロフィール

吉田和真

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:フリーター)

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