【一般職(内勤・スタッフ)】浜田翔太さんのインタビュー記事
2019年入社
浜田翔太 (23歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:看護学生
2020.2.13
看護大学を出て、資格を得て、でも別の道へ。医療と風俗、交わる線はあったのか
この記事のポイント!
- 1つひとつの仕事にきちんと。みんなでカバーし合う社風だった
- 「さっきは言いすぎた。ごめん」。そんな風に言われたら……
- “ピンチ”のためにこそ、女の子とのコミュニケーションが大事
新卒からこの世界に。「なぜ?」の理由は、好奇心
ここは僕にとって、社会人としての初めての職場なんです。「大卒でいきなりこの世界もめずらしい」って、よく言われます。出たのが看護大だと言うと、さらに驚かれますね(笑)。
きっかけは、中学時代からの友人がこの業界で働いていて、話を聞いてすごく興味を持ったんです。実は昨年4月から看護師として就職の予定だったんですけど、友人と話していたら、いてもたってもいられなくなって……。
僕、“自分の知らない世界を知らないままでいる”のがイヤなタイプなんです。好奇心旺盛なんですかね。ここでどういう仕組みでお金が動いているんだろうとか、どんな仕事なのかとか、純粋に興味が湧いて。完全実力主義の社会、自分の力次第でどこまでも出世していけるという話にも、夢を感じました。
それに、人生1度きりなんですよ? ならこういう世界も知っておきたいなって。看護師になる前に他の世界を見ておけば、亡くなるまでに、少なくとも2つの社会を知られるじゃないですか(笑)。
1つひとつの仕事にきちんと。みんなでカバーし合う社風だった
求人は自分で探しました。僕の出身は兵庫で、あんまり大阪の地理に詳しくないんですよ。なので、「友人が働いている十三エリアで」と思って、立地だけ決めて探した感じです。
たくさんある中で『ピンクの仔豚』に応募したのは、他社とホームページを見比べてた時に、企業としてしっかりしている印象を受けたんです。
実際入ってみると、ちゃんと休日も求人通り頂けますし、真面目なって言ったら変ですけど、ほんとに普通の会社でした。新卒社員の僕が言うのもおかしいんですけどね(笑)。
それまでは僕の勝手なイメージで、この世界は怖い人がいっぱいいるとか、そんな想像をしていたんです。でも全然そういうことはなくて。遅刻する人もいないですし、当たり前かもしれないですけど、スタッフみんなが1つひとつの仕事にきちんと向き合っている。ほら、ここの部屋もきれいでしょう?(笑)
みんなマメに掃除もしているんですよ。業務は一応分担なんですけど、手が空いていたり、気が付いたら、やれる人がやる。自然とみんなでカバーし合って、支え合う関係ができているんです。
だからすごく良い会社に入れたなと思ってますよ。やっぱり同業の友人の話を聞くと、ウチは仕事に取り組む真面目さとかレベルとか、何よりチームワークの姿勢がヨソとは違うなって。実際とても働きやすいです。
「さっきは言いすぎた。ごめん」。そんな風に言われたら……
入社して5か月目ですけど、初めの2か月まではほんとに怒涛の日々でした。一通りの業務を覚えるのと、慣れるのとで精いっぱい。その中でも一番悩んだのは電話対応ですね。
先輩が教えてくれるたびにメモして、その通りにできることもあれば、もちろんイレギュラーな時もあるじゃないですか。そういう時は代わってもらって、どういう対応をするべきか聞きながら覚えていく。この繰り返しでした。
失敗もたくさんしましたよ。電話での受付なので、例えばミイさんとミユさんとか、似ている女の子の名前を聞き間違えてしまったり。あとは、お客様と女の子との待ち合わせ場所を勘違いしてしまったり……。
もちろんその時は怒られました。でも、自分ができていなかったんだから仕方ない。先輩からキツく言われた時もありましたけど、後から「さっきは言いすぎた。ごめん」って謝ってくれたりするんですよ(笑)。そんなことしてもらったら、こちらこそ「二度と迷惑かけないぞ」って思いますよね。
対策として、今はチェックを絶対怠りません。最低でも2回は確認しますね。「何々さんですね。場所はここで……」という感じです。
“ピンチ”のためにこそ、女の子とのコミュニケーションが大事
僕はまだシフト管理とかは任されていないんですけど、先輩のサポートはさせて頂いてます。ちょっと人数が足りない時に、女の子に相談したりですね。
こういう時のために、女の子たちとコミュニケーションを取ることは大事です。僕の場合は送迎時がその時間ですね。なるべくたくさん話して、相手の人柄や特長を覚えたり、お互いを知るなかで、信頼関係を築いていくんです。
築ければ、困った時に出勤してくれる方もいるんですよ。やっぱりよく知らない相手から頼まれるよりは、日ごろからやりとりのある方に親しみを感じてくれます。もちろんこちらも、感謝を忘れずに、ですよね。
「ここへ来て良かった」。なぜそう思えるのか
女の子との接し方? どうですかねえ……。自分ではうまいとか分からないし。ただ、大学が看護学部でしたから、周りは女の子の方が圧倒的に多かったです。研修で病院にも行っていたので、その時にはご年配の方と話したり、色んな方と触れ合って、そこで培った“コミュニケーション能力”は、武器にはなっていると思います。
こう考えると、スッと医療の世界に進まずに、こちらへ来たのは良かったですよね。医療と風俗、どこまでも交わらなそうな線ですけど、“対人”という意味では繋がるのかなって。
お給料に関しては、新卒にしてはすごく良いと思いますよ。一般のサラリーマンの方や看護師さんと比べても、良いんじゃないかと思います。ボーナスも年に3回ありますから、モチベーションもすごく上がりますよね(笑)。
今後どうなりたいとか、自分の中ではまだ全然考えていないんですよ。店長をやってみたいとか、そんなことも全然。僕はこの店では最年少だし、新人なので、とにかく先輩たちの業務をしっかりサポートして、お店の売上に貢献していきたいです。遠い目標を持つよりも、今できる身近なことからやっていく。それが今の僕の、正直な気持ちですね。
(インタビュー:藤原リョウコ)
取材後記
プロフィール
浜田翔太
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:看護学生)