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総合職(店長・幹部候補)】斉藤健也さんのインタビュー記事

2017年入社

斉藤健也 (35歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:建設作業員 ⇒ ホテヘルスタッフ

2022.6.22

中卒の20歳、未経験から始めた自分が34歳で社長に。だから夢は大きく持ってほしい

この記事のポイント!

  • 長く続けられた理由は、成果への見返りと、良い先輩との出会い
  • 「任せていただけないですか」。店長への志願が道を切り開いた
  • 週休3日でも構わない。でも“社長にだってなれる”を忘れないで

大宮、西川口、遂に春日部にも。好調の要因は、どこにあるのか

はじめまして。どうも今日はわざわざ大宮まで。しかもお待たせしてしまって申し訳ないです。

インタビューはありがたいんですが、ここのところ忙しくて。コロナ? いや、影響はほとんどないと言っていいぐらいなんですよ。それは実は今だけではなくて、緊急事態宣言が出ていた頃も変わりません。

1つには、ここが都心からはやや離れているというのが大きいと思います。スタッフもキャストさんも感染対策を徹底していたのもありますが、ご利用者の減少はほぼ見られませんでした。むしろ店舗型さんの方で休業するお店も少なくなかったので、そちらからの流入が増えたぐらいです。

また、出稼ぎのキャストさんがコロナを境にぐんと多くなった感じですね。彼女達だって食べていかなきゃならない。東京や大阪が苦しいとなった時に、代わる働き場所として、自然に地方都市が浮上したんだと思います。

おかげさまで大宮店は好調。支店の西川口の売上も伸びて、今度春日部にも新店をオープンする予定です。今はできすぎなぐらいですね。

長く続けられた理由は、成果への見返りと、良い先輩との出会い

エラそうにこんな分析してますけど(笑)、もともとの僕は中卒で、20歳までは何もせずふらふらしたり、建設現場で作業員をしたりという日々でした。どこに行っても続かなくて。

そんな僕が、この業界でだけは長続きしたんですね。鹿児島から上京して、まず池袋のホテヘルで3年、渋谷のデリヘルに7年勤めました。それまでと違っていたのは、やはりやりがいの部分だと思います。

頑張ったら頑張っただけ成果が出る。そこが評価されれば収入として見返りになるというのが、単純におもしろかったんですね。慣れてしまえば、この仕事は決して難しくはないですし……。

そして一番は、出会いだと思います。池袋時代の先輩が、自分にすごく親身に接してくれたんです。不満を言えばきちんと聞いてくれて、良い意見は取り入れてくれて。田舎出の20歳だとか、経験が浅いとか関係なく、“人対人”で向き合ってくれたんです。

当たり前と思う方もいるんでしょうけど、僕にはそれがとても嬉しかったし、働く上での支えにもなったんですね。本来は人づきあいが下手な自分が、キャストさんや後輩スタッフと円滑にコミュニケーションを取れるようになったのも、彼のおかげだだと感じています。

「任せていただけないですか」。店長への志願が道を切り開いた

実は5年前にこのお店に来たのも、その先輩とのご縁がきっかけなんですね。当時彼は社長で、「ウチに来ないか」と。ご一緒していた頃の信頼感もあって、喜んでお世話になることを決めたんです。

先輩は“相手の話を聞く”という態度を変えていませんでした。2年度ほどして店長を任されたんですが、その経緯もすごくおもしろくて。

「社長に毎日来られると、こっちも気を遣っちゃうんです。もう任せていただけないですか?」

こんなこと言ったら、普通怒られるのがオチじゃないですか(笑)。でも先輩は「いいよ」と。他の事業もあるし、やるならやってくれよって、すんなり任せてくれたんです。

「その代わり、きちんと売上つくりなよ」

振り返るとこれが良かったんですね。自分から言った手前、僕も結果を出さないとカッコ悪いじゃないですか(笑)。今まで以上に周囲とのコミュニケーションに気を配って、自ら動くということを心掛けました。やがて数か月ほどで、先輩が切り盛りしていた時以上の利益を上げることができたんです。

その意味で、“立場が人を変える”は本当だと実感しています。後に社長職も引き継いだのが……そうか、もう1年になりますね。早いものです。

週休3日でも構わない。でも“社長にだってなれる”を忘れないで

業界ももう15年になるわけですが、さっきも言った“成果に見返りがある”という点では、ここは一番でしたね。自分が社長になっても、この方針は踏襲していきたいなと。

具体的に言うと、今は試用期間が月給28万円、正社員になると30万円という形です。ここに歩合給が付くので、頑張り次第で40万円50万円というのは、すぐにかなうと思います。

新店が軌道に乗れば、僕がそうしていただいたようにすぐに任せますよ。そうなると業績給も付きますから……そうですね、月給80万円というところは、全然現実のものとして目指せる数字じゃないかなと。

もちろん“プライベート重視”という働き方があっても良いですよ。週休2日どころか、3日でも僕は相談に応じます。リターンが大きい仕事ではあるので、特にお若い方の中には「これぐらいもらえれば」という線を引く方もいるかもしれませんよね。

ただそれを理解した上で、僕のように「青天井で高収入を目指したい」という思いは、強く応援したい気持ちがあります。中卒で20歳で上京した自分が、15年経った今ではグループの社長ですよ。こんな夢を描ける環境って、そうそうないじゃないですか。

大丈夫。この僕にだってここまでできた仕事です(笑)。「自分だって」という方にこそ、ぜひ面接に来てほしいですよね。独立の夢だって、全力で応援しますよ。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

終始謙虚に取材に応じて下さった斉藤さん。未経験から始めて社長にまでなられたのは、何よりもお人柄が大きいのかなと感じました。今度はぜひ、春日部の新店の店長様に、お話を伺わせてください。

プロフィール

斉藤健也

総合職(店長・幹部候補)

(前職:建設作業員 ⇒ ホテヘルスタッフ)