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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】渡邊至さんのインタビュー記事

2016年入社

渡邊至 (49歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:外務官僚(米国)

2022.7.25

外務官僚→起業→風俗業界へ。この仕事が一番エキサイティングで面白いと思える理由

この記事のポイント!

  • 外務官僚から自身で起業するも、北村代表との出会いで風俗業界へ
  • 高級店の立ち上げで学んだ、顧客のニーズ
  • 風俗はギリギリまで心により添える他にはない商売

外務官僚から自身で会社を起業。どれも面白味を感じられなかった

17歳からアメリカに住んでいて、向こうで就職しました。米国の外務省で官僚として働いていたんですね。主にアジア各国の米国大使館を転々とするような生活を43歳くらいまで続けていました。

仕事としては、財界人と交流があったり、国の広報的な役割だったり、やりがいはあったのですが、長く続けることで面白みを感じなくなってしまってしまい退職をして、日本に帰ってきたんですね。

普通にサラリーマンとして働くのは自分には向いてないなと思い、飲食店のコンサルティング会社を立ち上げたんです。

開業前のサポートだったり、リニューアルの提案をしたりする会社です。コロナ前だったこともあって、思いのほか順調に成長したんですよね。

人を雇って会社を大きくしていく道もあったんですが、なにか自分の中で「このままでいいのか?」っていう気持ちが漠然とあって……。そんな時、異業種交流会のようなパーティーでアインズグループの北村代表にお会いしたんです。

開口一番「風俗グループの経営をしています」っておっしゃっいまして。頭の中は?マークですよ。「やばい人なんかな?」って最初は思いました(笑)。

でも、話を聞いてみると、とてもしっかり経営プロセスをもっていて、ちょっと感動してしまったんですよね。(詳細は北村代表の取材記事へ)

そうなると俄然、風俗業界に興味が湧いてきてしまったんですよ。すぐに自分の会社の売却手続きをして、アインズグループに入社したんです。

もったいないって思います? 赤字続きの事業ならともかく、うまくいっている会社を売って、風俗業界に転職するなんて。確かに一般的な感覚だったらそうかもしれないですが、今でも後悔は全くないですね。

「ここに遊びにきたんとちゃうやろ?」代表の言葉から入社4か月で新店立ち上げ

後悔がない理由は単純にこの仕事がエキサイティングで面白いからです。実は私、入社して4か月で新店の『マリアベルアロマ』という高級風俗エステ店の立ち上げを任せていただいたんです。

風俗を何も知らない私にですよ(笑)。正直、無理だと思ったんですが北村代表から「ここに遊びにきたんちゃうやろ? 事業しにきたんやろ? ならなんで無理なん?」と言われ……。そう言われたら火がついてしまうじゃないですか。

そうは言っても最初は本当に大変でしたよ(笑)。出勤は1日2名、電話は5本くらいしか鳴らないなんてことざらでしたね。

ひとりのお客様にヒヤリングとご提案で1時間以上話すなんてこともよくありました。とにかく必死でしたね。でも、その時のお客様が今の常連さんになっています。

おかげさまでリピート率は80%以上。在籍の女性も40名以上に増えて、大阪の高級エステというジャンルの中ではひとつの地位を築けたかなと思います。

高単価な高級エステ店を立ち上げられた要因は、ユーザーのニーズを掴んだこと


立ち上げが成功した理由ですか? いろいろとあるとは思うんですが、一番は「高級店を利用するお客様のニーズを理解できた」ってところだと思います。

高級店って容姿端麗でスタイルがよくて、煌びやかな女性が揃っていて、お客様もそういう女性を望んでいると思われがちじゃないですか?

もちろん、一定のルックスとスタイルは必要なんですが、一番大切なのはお客様に寄り添う心なんですよね。

高級店を利用されるお客様ってある程度のステータスがあって、社会的な地位の高い方が多いです。

そういう方々が求めているものって、奇麗なルックスよりも、自分の心の苦しさを理解して補ってくれる、愛嬌だったり、明るさだったり、笑顔だったりするんです。

なので、女性の教育にはすごく力をいれています。

どういう接客が喜んでいただけるのか。一緒に自然な笑顔でコミュニケーションとるためにはどうすればいいのか。また遊びに来たいと思ってもらうためにはどうすればいいのか。常にディスカッションしています。

ありがたいことに僕らの熱量にしっかり答えようとしてくれる女性がこの『マリアベルアロマ』には、本当に多いです。自分を変えたい、変わりたいと思ってくれるんですよね。

まだまだ、私が理想としているクオリティには達していないのですが、これからもお客様から求められるお店をつくっていきますよ。

人の心にギリギリまでより添える商売は風俗以外にない


最初にもお話しましたが、官僚時代や自分で会社を立ち上げた時よりも仕事は充実していますし、やりがいを感じています。

風俗業界って働く前はコワくて、暗くて、ぼろ儲けしているようなイメージだったのですが、やってみると本当に奥が深いんです。

人の心にこんなギリギリまで寄り添える商売って風俗以外ないんじゃないですかね? いろいろな経営者や事業を見てきたつもりですけど、少なくとも私は知りません。

こんなことを言ったら笑われるかもしれないですが、私はこの仕事にプライドをもって取り組んでいます。偏見を持たれがちな業界だとは思いますが、やっている仕事内容はIT業界と何ら変わらない普通の仕事です。

代表もよくおっしゃっていますが本気で日本一の風俗グループになることを目標としています。もし少しでも興味があるのであれば、是非この興奮を一緒に体験してみて欲しいですね。

取材後記

新海 亨

執筆者

新海 亨

おそらくこれからもVOICE取材史上、前職が官僚だった方は渡邊さんだけではないでしょうか(汗)。海外のあまたの財界人と仕事をしてきた影響か、言葉の端々に自信がみなぎっていてカッコよかったです。さらに印象的だったのが、事務所にいたキャストさんが撮影される渡邊さんを見て笑ってイジっていたこと(笑)。とても良い信頼関係なのだろうなと照れる渡邊さんを見て思ったのであります。

プロフィール

渡邊至

総合職(店長・幹部候補)

(前職:外務官僚(米国))