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ダイスキ【一般職(内勤・スタッフ)】川辺晃也さんのインタビュー記事

ダイスキ

2018年入社

川辺晃也 (31歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:倉庫勤務

2023.3.9

何をしても続かなかった自分が、どうして変われたのか。“No.1”のお店で学んだこと

この記事のポイント!

  •  “究極のサービス業”の意気込み。徹底したのは“当たり前”
  •  そして一宮エリアNO.1に。教わったのは、仕事をする喜び
  • 給与は望まなくてもいい。後から自然に付いてくる

若い頃の自分は、典型的なダメ人間。ずっとゆるい環境にいた

出身は岐阜なんです。若い頃の自分はすごくいい加減で……。

職も転々と言うか、麻雀で食べようとしてみたり、パチプロをしてみたり、あげく人からお金を借りて増やそうとしてみたりと、ほんとにろくなもんじゃなくて(笑)。それでもプライドだけは高いから、こんな風に考えていたんです。

「ちゃんと勤めようと思えばいつでも勤められる。今はべつにこれで良い」

良いワケないですよね(笑)。その後も呑気にリサイクルショップを経営したり、派遣社員で倉庫のフォークリフトを動かしたりしていました。ずっとゆるい環境にいたんです。

本気で目指されていた“1番”の店。みんなの熱気に魅せられた

そんな自分が変わったのは、『ダイスキ』に入社してからです。もともとは倉庫勤務後の空いた時間にと、送迎ドライバーのアルバイトからだったんですが、まず活気に驚きました。

当時は開業して3年目だったと思います。少ない社員数で鳴りやまない電話を捌いて、みんなが部屋中を右に行き左に行きという感じでした。スタッフもキャストの皆さんも元気で大きな声で、一生懸命な空気がビシビシ肌に伝わってきたんです。

先頭に立つ先輩は「1番の店になるんだ」って、事あるごとに真剣に言っていました。またそれを誰1人笑わないんですよ。「おー」という感じで……。

そうこうする内に、2か月半ほどした頃でしたか。自分も声を掛けられたんです。「川辺さん内勤やってみないか。手伝ってくれないか」って。

「やります」

もう即決でしたね。翌日にはフォークリフトに乗るのはやめて、こちらで正社員として働き始めました。皆さんの熱気にすっかり魅せられて、生まれて初めて本気の仕事をしてみたくなったんです。

 “究極のサービス業”の意気込み。徹底したのは“当たり前”

とは言え、頂上を目指す『ダイスキ』が行っていたのは、決して特別なことではないんです。

例えばキャストさんの待機室はキレイに。どんなお店もお客様のいる空間はピカピカにしておきますよね? この仕事はキャストさん達のサービスで成り立っているんだから、彼女達はお客様だよと。だから待機室をキレイにしておくのは“当然”という考え方です。

言葉遣いも同様。お客様に「〇〇ちゃん」とは言いませんよね。だからキャストさんには「〇〇さん」と呼びかけ、シフトを聞く場合でも“出勤させる”ではなく、“出勤をお願いする”という意識でお話するんです。

サービスを提供する男性のお客様に対しても変わりません。お電話口ではとにかくご要望を大切に。「キレイな子で」ということなら、どうキレイか訊ねる。「スリムな子」と望まれれば、お客様のイメージとこちらのイメージをきちんと合致させる努力を惜しまない……。

もうお気づきですよね。しごく当たり前(笑)。でも当時の業界では、写真と全然違う子が行くなんてことが普通にあったり、「少々遅くなります」のご連絡さえ怠って、部屋でお客様を待たせるなんてことが日常茶飯事だったんです。

そんな中で、僕らはこの“当たり前”“常識”を徹底していたんですね。思いとしては“デリヘルだってサービス業”と言うより、更に突っ込んで“デリヘルこそ究極のサービス業”ぐらいの意気込みでした。

先ほど先輩の言葉を紹介しましたよね。「1番の店になるんだ」って。その近道は、サービスの1つひとつで妥協なく1番でいることだと考えたんです。

 そして一宮エリアNO.1に。教わったのは、仕事をする喜び

結果どうなったか。『ダイスキ』は、一宮エリアでNo.1の売上と人気を誇るお店になりました。もちろん先輩を初め、僕らもこんなところで満足せず、愛知一、東海一、日本一のお店になりたいなと……。

どうして僕も変われたか?(笑) そうですよね。自分でもそう思います。まともに働いたのは初めてと言っても良いぐらいだし、少なくとも「日本一になりたい」なんて、言うようなタイプではありませんでした(笑)。

第一の理由は、先輩が僕の経歴を色眼鏡で見ることなく、「一緒にやろうよ。川辺さんにもできるよ」と言ってくれたことですよね。

そして先ほど触れたように、“やるかやらないか”というだけで、業務自体に難しいものはないんです。今や『ダイスキ』はグループ化して社員数も増えて、業務効率が良くなってもいますし。

実際に成果が出たのも大きいかもしれません。待機室をキレイにし、電話応対を親身に丁寧にし、時間厳守でキャストさんをご案内する。この“当たり前”を繰り返すことで口コミが広がって、売上と利益が伸びるのが嬉しかったんだと思います。

6年前に20人だったキャスト在籍数が、今や150人ですからね。“自分の気持ち次第で結果は変わる”  先輩とお店はそれを伝えてくれたんです。「できるよ。やろうよ」と言われて、やってみてほんとにできたら、そりゃ嬉しいですよ(笑)。僕はここで、“仕事をする喜び”を教わったんだと思います。

給与は望まなくてもいい。後から自然に付いてくる

気がつけば給与も後から付いてきました。これもそういうものなんだと思います。今僕は主任なんですが、「店長になって給与を上げたい」ではなく、純粋に仕事の幅や自分のマネジメント力を広げるために、店長になりたいんです。その方がゼッタイ仕事のやりがいがあるし。

“ニワトリが先か卵が先か”みたいな話ですが、そうすれば今より更に高い給与が後から付いてくるでしょう。……おもしろいですよね。昔は借りたお金を増やそうなんてしていた自分が、こんなことまで言えるようになった(笑)。それだけでも『ダイスキ』には感謝の気持ちでいっぱいです。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

“思いは伝染する”“願えばものごとはきっと叶う”を、地で行くお話。人気店とは総じてこういうものなのかもしれません。ビジネスの“ヒント”が満載のインタビューでした。

プロフィール

ダイスキ

川辺晃也

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:倉庫勤務)

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デリバリーヘルス(デリヘル)

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企業名 ダイスキ
業種 デリバリーヘルス(デリヘル)
事業内容 無店舗型風俗店(デリバリーヘルス)の企画、運営

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