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有限会社トーヨー観光【総合職(店長・幹部候補)】山田尚暉さんのインタビュー記事

有限会社トーヨー観光

2021年入社

山田尚暉 (26歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:不動産営業

2023.2.21

「もう僕は一生アルバイトで良い」⇒ 転職し店長に大抜擢。意識の変化と成功のワケ

この記事のポイント!

  • 入って1年も満たないスタッフの意見。なのに「やってみよう」
  • 料金改定は大成功。お客様の母数が増え、口コミが広がり、更に
  • 正社員だからキツいんじゃない。どこで働くか。会社選びは大切

ブラック過ぎた不動産営業。「もう正社員はやらない」はずが

僕はずっと岐阜なんですよ。高校卒業後、不動産営業の職に就きました。

仕事自体は楽しかったです。自分が頑張って結果を出せば、それが評価に結び付く。収入が増える。わかりやすいし、やりがいもある世界でした。

ただ怒鳴られるし、休めない。ブラック企業も良いところという感じで、労働環境が悪すぎました。とても長くは続けられないなと3年で転職を決めて……。

やがてなぜこの業界に、というのは、単純に給与面の魅力からです。店舗型のヘルスでスタッフのバイトを始めました。

その後実は、ウチにもアルバイトで入るつもりだったんです。不動産時代のトラウマで、「もう二度と正社員はやらない!」と決めていたんですね(笑)。姉妹店の『バースデイ』への応募でした。もう1年半ぐらい経つのかな?

ところが社長が熱心に「社員で」と誘ってくれて。不思議じゃないですか。お店からしたってバイトの方が人件費が安く上がるのに、せめて半年見るとかもせず、「一緒にやろう」って。

正直嬉しかったですよね。意気に感じたと言うか、僕の何かを認めてくれたのなら「この人のために頑張ってみよう」と思えたんです。

入って1年も満たないスタッフの意見。なのに「やってみよう」

現に社長は入社後も色々と任せてくれたんですね。昨年の年始には主任になって、やがてここ『KA-NAAAZ(カナーズ)岐阜本店』に異動になったのが5月末。そこで僕、社長に進言したんです。「このままじゃ難しいかもしれません」て。

『KA-NAAAZ』は以前『館』という最高級店だったんです。それを4月にリニューアルオープンさせていたんですが、全然お客様が入らない。後から来た自分もやるだけの手は打ってみたんですが、万策尽きたという感じでした。

で、僕の肌感としてはもう“高級店”というカテゴリー自体が難しいのかなと。単価の面でもサービスの“きっちりかっちり”という面でも、今の時代には敷居が高すぎると感じました。

おまけにリニューアルとは言え、我々は新規参入でしたからね。固定客を獲得するまでに時間が掛かりすぎる。ここは思い切って、大衆店の『バースデイ』と同じ、よりリーズナブルな料金設定を持ち込むしかないと考えたんです。

でもそうは言っても、僕は入って1年も経っていないぺーぺーのスタッフなわけじゃないですか(笑)。正直聞いてもらえると思っていないわけですよ。なのに社長は何て言ったと思います? 「わかった。それでやってみよう」って。そればかりか、7月には僕を店長に抜擢してくれたんです。

料金改定は大成功。お客様の母数が増え、口コミが広がり、更に

そもそも僕をこちらに異動させてくれたのも、社長としては「何かを変えよう」という目論見があってのことだったみたいなんですね。「責任はオレが取るから」とまで言ってくれて。

「ほんとに良いんですか? 部屋だって高級店のつくりなのに」
「それがおもしろいんじゃないか。おトク感もあって」

社長もアイデアマンですからね。話が決まればこんな形で「ああでもないこうでもない」と議論も戦わせるようになって。冗談か本気か、いつか「オレと山田君は似てる」と言われたことがあります(笑)。

確かにお互い「思いついたのなら悩む前にやってみよう」というタイプかもしれません。じゃなきゃ新人20代の僕が店長任せてもらえませんよね(笑)。単価の高い世界ですから、料金設定を変えるというのはたいへんなことですし……。

おかげさまで結果は大成功でした。ユーザーの母数が増えて、口コミも広がって。

意外なところでは、“両方ある”のが他との差別化になりました。大衆店の価格帯を取り入れたとは言っても、以前の女の子もいるし、『KA-NAAAZ』には高級店コースもそのまま残してはいるんです。

なので最上のサービスを受けたい方と、費用を抑えたい方、両方のニーズに応えられるお店になれたんですね。そのときどきの懐具合で、というお客様もいるでしょうし、またキャスト在籍数の面でも、裾野広く女の子のご応募を受け付けられるようになりました。

正社員だからキツいんじゃない。どこで働くか。会社選びは大切

つまり意図した以上だったわけです。おもしろいですよね(笑)。「やってみるもんだな」と思うし、こんなチャレンジができるのもこの業界、いや、この会社ならではかなと感じています。

誤解しないでほしいのは、何も僕が特別っていうわけじゃないんです。どんな方だって気持ち次第かなと。今の僕の直接の部下だって、50歳からの再チャレンジですよ。しかも去年の8月までは公園でホームレスをしていたんです。

それがアルバイトで入社して正社員になって、今では立派に仕事をしています。何が良かったのかと言ったら、とにかくマジメ。この調子で行けばいつかは店長にもなるでしょう。年齢も前職も関係ないんです。やる気と成果だけを見てもらえる……。

その意味で言えば、僕は間違っていたんですよね。正社員だから理不尽やキツさがあるわけじゃない。大切なのは、どこの会社で働くか。あの時ウチに応募した自分の幸運に、感謝する思いです。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

意見があっても「まあムリだろうな」と言わずにいることは、会社組織ではよくあることなはず。それを“言えてしまう”山田さん、“聞く懐のある”社長という図式が、リニューアル成功の秘密だと感じました。
親の課題にも似ていますね。「自分はどうだろう?」と、反省させられます。

プロフィール

有限会社トーヨー観光

山田尚暉

総合職(店長・幹部候補)

(前職:不動産営業)

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