【一般職(内勤・スタッフ)】伊東涼さんのインタビュー記事
2012年入社
伊東涼 (42歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:飲食・バーテンダー
2018.8.20
主任で頑張れているのは、太陽みたいな店長が支えてくれたから
この記事のポイント!
- バーでは食えずに客単価の高い風俗業界に魅力を感じた
- 昇格当初は失敗続きだったが店長に支えられてうまくやれるようになった
- 今度は自分が後輩の活躍できる環境をつくっていきたい
「バーでは食えない」客単価の高さが魅力で風俗に転職
もともとはずっと音楽やっていたんですよ。
バンドやっていて、そこからライブハウスの運営とか。音楽関係のご多分に漏れず、当時はエロいことばかり考えていましたね。周りも、女好きが多かったですし(笑)。
そのあとは、バーテンダーをやっていました。友達がオーナーで金を出して、僕がカウンターに入ってやるっていう。
ただ、やっぱり趣味の延長みたいな感じで始めたものだったので、楽しかったんですけど、全然儲からなくてですね。
結局、食っていけないなってなって、客単価の高い仕事で探していまに至ります。
もうはじめから風俗って決めていましたね。経験ない人でもお給料が高いというイメージだったので、「大阪 風俗 高収入」とかで検索して。
いまの会社に決めたのも、バナーに月給30万って書いてあったので、お金に釣られてですね(笑)。入りはそんな感じでした。
ヒト相手の難しさ! 担当になった女の子がすぐ辞めていく
いまは主任の役職をいただいています。
やっぱりお店の全体が見えるようになってきて、深い世界だなって思いますね。最初に思っていたより、アタマも使う仕事ですし。
組織的には一般社員のひとつ上で、女の子の管理業務を任せてもらえるようになるのが、いまの役職のポイントですね。
でも、ここはホント難しくて……(苦笑)。
風俗で売っているのって、モノじゃなくて、ヒトのサービスじゃないですか。
なのでなんというか、感情を持った女の子にどう声をかけてあげるのがベストなのかとか、正解がないんですよ。
例えば、接客でちょっとトラブルがあったりなんかしたときに、どうやったら前を向いてもらえるかとか。
それから、リピーターのお客さんを取っていくために、ときには足りていないところを怒ってあげることも必要ですしね。
でも最初のころは、ホント失敗ばかりで……。僕が担当した女の子が、入店してもすぐ辞めていったりっていうのが続いてしまった時期があったんですよ。
太陽みたいな店長が僕を育ててくれた
そんなときに、いろいろ相談に乗ってくれたり、支えてくれたりしたのが、いまの店長なんですよ!
「オレたち店側の都合も大事だけど、でも女の子の気持ちとか立場に立って話さないと、伝わるものも伝わっていかないよ」とか。
「接客のあとの女の子の表情とか、よく注意してみるんだよ。そうしたら、フォローしてあげなきゃ! ってわかるから」とか。
それで僕、少しずつですけど気付けるようになったんですよ。ホント店長のおかげで、多少はうまくできるようになったんですよね。
店長って、もう太陽みたいな方なんです!
笑わせてくれますし、和ませてくれますし、よくメシにも連れて行ってもらいました。
実は、なかなか結果が出なくて、もう辞めようかなって思ったときもあったんですけど、でもなんだろうなぁ。店長に対しては、なんか裏切ったらアカンっていう気持ちになって、頑張れたんですよね。
いままでたくさんお世話になっていて、ちょっと失礼かなって。それから、弱い自分のせいで、投げ出したようなかたちになるのは申し訳ないなっていうのもありましたし。
もう入社して6年ですけど、僕、店長のおかげで続けられてるんですよね!
後輩が活躍できるフィールドをつくるのが僕の夢
これからですけど、いまより上にいって、後輩たちが稼げるフィールドを作れたらいいなっていうのがありますね。
いままで僕が店長にしてきてもらったことを、今度は僕が下に伝えていきたいと。
信頼される大きな器を持った男になれたらいいなって思っているんですよ(照)。
僕、プライベートの充実って、家と店の往復だけなので、あまり考えていなくて。どっちかっていうと、良いメシをみんなに食わせたいみたいなところがあるんですよね。
でもこれも、良く考えたら、店長に感化されているのかなぁ……。
今度は是非、店長にもインタビューしてみてくださいよ(笑)。
(インタビュー:新海亨)
取材後記
プロフィール
伊東涼
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:飲食・バーテンダー)