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奥様特急 新潟店【一般職(内勤・スタッフ)】小石和さんのインタビュー記事

奥様特急 新潟店

2013年入社

小石和 (39歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:配管工 ⇒ 営業職

2023.3.29

働きやすさのおかげで、早10年。“コツコツ”の姿勢があれば、見返りの大きい仕事

この記事のポイント!

  • 転職の決め手は“知名度”。実際電話の鳴りがすごかった
  • 最初に感じた「ラク」の思い。お客様の方から電話がある
  • キャストさんとのコミュニケーションが大切。まず関係づくり

経済的な理由で、高校卒業後就職。ところが給与が低くて……

高校にはスポーツ推薦で入ったんですよ。中学時代柔道をやっていて、身体能力とか基礎体力みたいなものを評価していただけたんでしょう。「レスリングをやってみないか」と。

ところが大学には行けませんでした。同様に推薦が決まってはいたんですが、家庭に経済的な余裕がなくて。泣く泣くという形で、18歳で就職したんです。

幸い工業高校だったので、“二級管工事施工管理技士”という資格を取っていました。設備系の工事会社に、3年だったかな? 何がキツいというわけでもなかったんですが……。

給与が低かったんですよね。月の手取りが16万円とか17万円とか。実家暮らしとは言え、貯金もできない。20代ではあったし、「もう少し稼げる仕事に」と、やがて営業職に就いたんです。電話でアポイントを取って、小中学生向けの学習教材をご案内する仕事でした。

ただ、ご想像がつく方もいますよね。そうは売れません(笑)。良い時は良いけど、悪い時は悪いという感じ。最後には疲れて、そこも4、5年で退職することになっちゃったんです。

転職の決め手は“知名度”。実際電話の鳴りがすごかった

その後なぜこの業界に、というのは、実は配管工をした後、半年ほど当時の店舗型ヘルスで働いたことがあったんですね。その記憶があったので、「もう一度やってみるか」となったんです。

合う合わないも、勤めてみないとわからないじゃないですか(笑)。なのでアルバイトから始めてみることにしました。送迎ドライバーの求人を探して。

中でも『奥様特急』に決めたのは、まず知名度ですね。その頃はまだ雑誌やスポーツ新聞といった紙媒体が強い時代で、そこによく人気店として掲載されていたんです。広告が目に入ることも多かったので、「資金力もあるんだろうな。儲かってるんだろうな」と。

この辺りはきっと、自分が営業をしていたからこそ気づけたんでしょうね。実際面接でオフィスを訪れた際にも、バンバン電話が鳴って、しかも鳴りやまない。「やっぱり! ゼッタイここだ」と、自分の眼力を褒めてあげたいぐらいでした(笑)。

最初に感じた「ラク」の思い。お客様の方から電話がある

2、3か月で「内勤スタッフどうですか?」とお誘いを受けて。「ぜひお願いします」と答えたのは、「やれそうだな」と感じたのが大きいです。

それまでにも何度かヘルプで電話受付をしたことがあったんですが、怒られるかな……正直“ラク”だったんですよね(笑)。

見知らぬご家庭に電話を掛けて、「弊社たいへん良い教材を扱っておりまして」なんて現場に5年もいたわけじゃないですか。門前払いどころか、黙って“ガチャッ”て電話を切られるなんてことが、ザラにありました。

デリヘルはどうか。向こうから電話が掛かってくるんです。しかも最初からサービスを買うつもりで問い合わせてくださる。こんなにやりやすい話はないですよね。

現にそれから10年も『奥様特急』にいます。営業、接客、テレフォンオペレーター等々、何かしら人と関わるお仕事をされていた方は、同じように「働きやすい。業務を覚えやすい」と感じられるんじゃないかなと。

キャストさんとのコミュニケーションが大切。まず関係づくり

確かに他とは違う難しさもあって。僕で言えば教材という“モノ”を売れば良かったのが、ここではキャストさんという“人”のサービスを提供しているわけですよね。その意味で“人を動かす”という要素が強く入ってきます。

でもこれも、やってみれば慣れるというか、変に近道を探そうとせず、コツコツキャストさん達とコミュニケーションを取っていれば、大きく失敗するはずはないんです。

特にウチは、フロアが違うだけでオフィスと待機室が近い。お客様が空いた時に、「最近どうですか?」とか「何か困ってません?」と、キャストさんに声を掛けやすい環境なんですね。

それを続けることで、信頼関係を築いていけば良い。次第に色々相談もしてくれるようになりますよ。接客、僕らから見たその子のアピールポイント、『写メ日記』の内容、若い子なんかは「最近彼氏にフラられた―」とかね(笑)。全然あります。

そうして話せる空気ができてこそ、例えば当欠(当日欠勤)があった時に、「残念。お客様楽しみにしてたみたいですよー」とか「あらら。今月目標額届かないですね」という言葉も向けられるんですね。

どんなに柔らかい注意の仕方でも、普段のやりとりがなければ、「何でそんなこと言われなきゃならないの?」となるだけです。まず地道に関係づくり。繰り返しになりますが、近道ってないんです。

結局“マジメ”が成功のカギ。見返りは大きいので、やりがいも◎

逆に言うと、目の前の業務に当たり前に向き合える方は、キャストさんとのコミュニケーションも、必要な日々の業務として意識できると思います。

だからさっき「営業、接客、テレフォンオペレーターなどをしていた方は」と言いましたけど、そこも関係ないのかもしれませんよね。能力や経験の差ではなく、結局“マジメ”に仕事に取り組めるかどうかが、入社してからの成功を左右する気がします。

見返りは大きいので、やりがいもすごくあると思うんです。頑張って成果を出せば昇給、今後新規の出店も続くので、店長ポストも空いています。何より『奥様特急』も13、4年目ですかね、確か。運営ノウハウも培われていて、入社には一番良い時ですよ(笑)。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

全国展開中の『奥様特急』。成功の理由として語られるのが、“業務への当たり前の姿勢”というのが、何とも示唆的ですね。なるほどどんな事業も、成功を左右するのは“マジメさ”なのかもしれません。私自身、業務の振り返りになったお話でした。

プロフィール

奥様特急 新潟店

小石和

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:配管工 ⇒ 営業職)

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