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大学生時代から、銀座のクラブで10年。みんなカッコ良かった

今私は、ホストクラブ様向けに“名刺”の営業をする職に就いています。……おもしろそう？（笑）  ありがとうございます。実際おもしろいというか、頑張り甲斐のある仕事だと感じています。

実は夜の世界との関わりは古いんですよ。18歳の時。大学の友人の誘いで、銀座のクラブでアルバイトをしたのが初めでした。

「できないよ、そんなの。私には敷居が高過ぎる」
「香なら大丈夫！　1週間だけで良いから。お願い！」

まあそんなに短い期間で良いなら、と、引き受けるだけ引き受けてみたんです。ところが勤めてみると、予想外に肌に合って。

まずその頃、銀座はまだ景気が良かったです。バブルは終わっていたはずなのに、そんなものどこ吹く風という感じ。高級なお店なので、当然お客様も立派な方々が訪れます。色々な世界のお話を伺えて、若い自分の視野が広がるような気がしました。

同時におもてなしが大事なので、それなりの立ち居振る舞いが求められますよね。10代の内からそういうものが学べたのは良かったし、何より度胸というのかな、どこに出されても物怖じしなくなれたのも、この時の経験の賜物だと感じます。

尊敬できる方が周りにたくさんいたのも大きいですね。先輩のホステスもママも、みんながみんなカッコよくて。容姿面だけではなく、日々経済新聞なんかもきちんと読んで、どんなお話にも合わせられるように、自己を研鑽していました。

結局1週間どころか、結婚する28歳まで、10年続けちゃったんです（笑）。人生ってわかりませんね。

女性で40代後半でも、試用期間から月給30万円。環境面も魅力

その後専業主婦になって、30歳で子供が生まれて……。

33の年から13年間は、パートで学習塾の受付をしていました。やがて子供が高校生になったのを機に、ここ『アイドマックスリーディング』にお世話になることになったんです。もう1年半になるのかな？

きっかけは、クラブ時代の知人がこちらにいて、ずっと誘われていたんですね。また私、ホストさんのYouTubeチャンネルが大好きで（笑）。なので名刺の営業の過程で、「この方達に会える！」という気持ちも強かったんです。

会社自体は“一般企業”ですから、正社員としての待遇や、福利厚生が充実していたのも決め手でした。交通費支給、社会保険完備はデフォルトです。完全週休2日で、年間で言えば休日は120日以上、もちろん有給休暇も取れます。

給与も女性で40代後半での転職となると、普通はなかなか厳しいじゃないですか。でもウチは試用期間でも月給30万円。実働も8時間＋休憩1時間と、労働条件だって良いんです。

お取引先がホストクラブということもあって、午後出社なのも良いですね。私の場合は14:00～23:00勤務。もう1人の営業は18:00～です。夜型の方には最高かもしれませんよ（笑）。

人見知りがなければ活躍できる。“業界卒業後”をお考えの方にも

業務自体は慣れ……というか、クライアントがホストクラブ様というだけで、名刺のご提案ですからね。商品知識やご対応のきめ細かさは必要ですが、でもそれはどんな営業でも一緒じゃないですか（笑）。

社会人として営業や接客の仕事を当たり前にしてきた方や、あとは御社の読者層に寄せるわけではないですけど、風俗キャストの方や、かつての私みたいなホステス、キャバ嬢の方も向いているかもしれません。

要は“人見知り”さえなければ良いと思うんです。ホストをしていた方も歓迎ですよね。“業界卒業後”をお考えの方の転職先候補にもなりえるのかなと……。

やりがい最高。提案大歓迎。どうせなら、楽しく仕事しようよ

ホストさんて、まず名刺がないとテーブルに着けないんです。その意味で、名刺はデビューと売り込みには最初かつ必須のツール。そこを担えるわけですから、やりがいはすごくありますよ。決して「YouTubeで見たあのホストさんに会える！」だけがモチベーションじゃありません（笑）。

将来性の面でも、ほとんどというより、この業界の名刺の発注は『アイドマックスリーディング』が一手に引き受けているようなところがあるので、安定しています。「そろそろ腰を据えて」という方や、私のように“子育て一段落後の正社員復帰”という方にもピッタリだと感じます。

お部屋をご覧いただいて、お気づきでしょうか。ウチは他の事業も手掛けていて、キャバクラ様向けの衣装のご提供も行っているんです。ここからもわかるように、入社後しっかりと実力を付けていただければ、「こんなことがしたい」という企画やご提案も大歓迎です。

私自身、ホストクラブ様向けのノベルティやグッズの開発もしていきたい……というか、いずれ必ずします（笑）。歌舞伎町にショップをオープンできたらって、本気でそんな夢を描いているほどなんです。

どうせなら楽しく。自分がワクワクして、周りにもそれが伝染してみたいな仕事をしたいじゃないですか。そんな方こそぜひ、ご面接にいらしてください。ウチはみんながそうですから（笑）、きっと気に入っていただけると思うんです。

取材後記

執筆者

松坂 治良

蓮輪さんのご経歴と共に、オフィスの華やかさと活気にも驚かされた取材でした。記事にもあるように、人の役に立てるのと同時に、“おもしろい”仕事をしたいという方には、ピッタリの職場かもしれません。