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営業】糸洌政史さんのインタビュー記事

2012年入社

糸洌政史 (33歳)

営業

前職:製造業

2019.11.7

工員から営業マンに。落ち込むこともある。でもここには“僕だから”の仕事が

この記事のポイント!

  • 食事会、ゴルフ、草野球……。こんなに色々あるのはなぜか
  • 少しの“顔見せ”だけでも良い。大切なのは、誠意が伝わること
  • 「会社のためにがんばる」なんて思わない。でも、結果的には?

小学校時代の野球部の監督が、社長?! しかも……

『アウルジャパン』には立ち上げからいるんですよ。だから今8年目ですね。その前は製造業です。工員をしていました。

その工員時代にちょうど同窓会があって。そこでウチの社長に会ったのが、業界入りのきっかけになるんです。小学校の時にやっていた野球部の監督が、実は社長だったんですね(笑)。

最初はびっくりしましたよ。縁を頼りに「何かいい仕事はないですか」っていう相談をしたら、「ウチにおいでよ」と誘われたのが、よりによって営業でしたから。

工員の前も現場での鉄筋の仕事だったんで、営業経験なんて全くない。そのうえ風俗関係ですからね。自分に務まるのかなと……。

ただ入ってみて感じるのは、風俗とは言っても、風俗関係の“広告代理店営業”ですからね。その意味では他業界で広告を扱う代理店と、変わるところはないんです。“営業先が風俗のお店”というだけなんですね。

食事会、ゴルフ、草野球……。こんなに色々あるのはなぜか

アウルが立ち上がった頃はまだインターネットも注目されていなくて、“これからだ”という雰囲気だったんです。

このタイミングでウチで扱ったネットの媒体が、すごく反響を呼んだんですね。もちろん媒体の力も大きいんですが、この流れで「広告を出したい」というお客様が増えて、バッと市場が拡大。自分たちも代理店として成長できたという流れです。

とは言え僕自身営業マンになりたての時期だったので、当時は戸惑いもありました。食事会、ゴルフ、草野球……。普段の業務以外にも、こんなに色々あるのかと。

でもおかげさまで人との繋がりがだいぶ増えて、仕事もやりやすくなって契約も取れて。その時になって初めて「この色々が大事なんだな」と気づけたような感じですね。

少しの“顔見せ”だけでも良い。大切なのは、誠意が伝わること

仕事でこだわっているのは、提案力と迅速な対応です。営業の際には自分なりにデータを調べて、“こうやった方が反響が出る”っていう資料を、必ず持って行くようにしています。

一日10軒近くはお客さんを回りますよ。差し入れは忘れず、アポを取らずに行けるところは、いきなり訪問しちゃいます。ちょっとの“顔見せ”だけでも、全然良いんですね。

大切なのは「お客様のお店を大切にしています」という誠意を示すこと。それが相手に伝われば、必ず信頼関係に繋がりますから。

そもそも自分の売上を伸ばしたかったら、媒体に載せて下さるお店の反響を上げないといけないんです。訪問してお互いの情報を共有するのは、当たり前のことなんですよね。

失敗もある。落ち込むことだってある。でも、誰も引きずらない

失敗もたくさんありますよ。営業成績が全然振るわなくて、落ち込むことだってあります。

ただ、ウチはミーティングでは色んなこと言われますけど(笑)、そこで終わりですね。誰も引きずらないです。

「頭切り替えろ。来月がんばればいい」

先輩も上司も、必ずと言っていいほど、そう励ましてくれるんです。これがあるから、どんなにテンションが下がっても、「じゃあ今から」と、また仕事に邁進できるんですね。

工員は、僕じゃなくても代わりが。営業は、そうじゃない

工場勤務の時には、僕がいてもいなくても、誰かが仕事をカバーできたんですよ。

でも、今の営業の仕事は違います。僕とお客様だけの“繋がり”があるんですよね。その分だけ責任感を持つものですし、やりがいもあります。

嬉しいのは、人伝に「がんばってるねって褒めてたよ」という話を聞けた時ですね。特に社長から言われると、グッと来ます(笑)。

「会社のためにがんばる」なんて思わない。でも、結果的には?

僕、今年の目標に“様々な会社の方達との繋がりを、さらに増やす”というのを掲げたんです。

社内を見ていても、外との付き合い方で、顔の広さがわかるんですよね。僕も“アウルと言えば糸洌”みたいな印象を皆さんに持っていただけると、さらに新規の入稿も取って来れるのかなと。

でももう11月になるんですけど、自己評価するなら10点満点中の5点くらいですね。全然思い描いていたところまでは遠いんです。

だから年末まで、まだまだ走り続けますよ(笑)。これは自分のため。僕、「会社のためにがんばる」っていう意識はあまりないんです。怒られるかな(笑)。

ただ、「みんなで稼ぎたい」という気持ちはすごくあります。自分を良くすれば周りも良くなって、やがて会社も良くなって、みたいに回るのが理想です。結局は“自分の成長=会社の成長”に、自然となっているものだとも思うんで……。

あれ? そうすると最終的にはやっぱり、会社のためにがんばっているのかな?(笑)

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

「ここで充分」と思わず、「さらに人脈を広げたい」と語る糸洌さん。一貫して人付き合いの大切さを語る姿は、根っからの営業マンという印象ですよね。この方が、8年前の入社当初は「自分に営業ができるのかな?」と思っていたとは驚きです。

きっと会社に、「育てよう」という姿勢があるのでしょう。さらなる繋がりからの糸洌さんの快進撃。藤野も東京から楽しみにしています。

プロフィール

糸洌政史

営業

(前職:製造業)