【一般職(内勤・スタッフ)】千田卓さんのインタビュー記事
2022年入社
千田卓 (45歳)
一般職(内勤・スタッフ)
前職:ホテルマン⇒デリヘルスタッフ
2023.10.13
1年在職で、もう“手取り”月給35万円。意欲あるあなたなら、出世はもっと早い?!
この記事のポイント!
- ✕ワンオペ、〇利益の還元。“普通の事業者”だからこそ勝てる
- コミュニケーションで大事なのは“話しかける”ではなく、“見る”
- “これまで”が活きる仕事。そして上は“成果”に応えてくれる
父はホテルの支配人。当たり前に同じ道を歩んだが、やがて起業
もともとはホテルマンだったんです。
両親の影響が大きいですね。父はホテルの支配人、母も若い頃はスタッフという家庭に育ったので、自然に「自分もその道を進むのかな」と(笑)。父はいつもビシッとしてましたから、「カッコいいな」という気持ちもあったと思います。
ホテルの専門学校に通いながら、それだけでは飽き足らず、18歳でもう現場に出ていました。29歳まで5、6社にお世話になったのかな? バー、レストラン、客室係、フロント、統括という形で、色んな部署と役割を経験して……。
最終的には結婚式や披露宴のお世話をするウェディングプランナーとなって、やがて独立。33、4歳の頃だったと思います。その後はホテル業界にこだわらず、結婚式の演出に始まって、映像系の企画提案と制作を行ったり、伝統工芸のPR事業に携わってみたりと、3社会社を立ち上げました。
起業家体質とか、経営者向きというわけもでないんです。好奇心が湧くと、つい自分でやってみたくなっちゃうだけで(笑)。
震災があったり景気の動向に左右されたりと、外的要因ももちろんあったんですが、30代後半までは、“興味の赴くまま”という生き方でしたね。
✕ワンオペ、〇利益の還元。“普通の事業者”だからこそ勝てる
それでなぜこの業界に、というのは、自分で経営なんかすると、やっぱりトラブルが起きてしまったり、しがらみができちゃったりするんですよね。少し疲れてしまって、別の世界を覗いてみたくなったんです。
なので最初は「どんなところかな?」という興味からでしたし、そんなに長く続けるつもりもありませんでした。ところが気がつくと、業界歴ももう8年。何だかんだと言いながら、自分の性に合ったんでしょうね(笑)。
中でも昨年11月からお世話になっている『キューティーハニー』は、とても働きやすい職場だと感じています。
何と言うか、雰囲気に“風俗っぽい”ところないんですよね(笑)。ありがちな体育会系のノリとか、パワハラとか、どんぶり勘定みたいなものが皆無で……。
恐らくそれは、オーナーが“1つの事業”としてデリヘルを捉えているからでしょう。サービス業なんだから時間厳守やホスピタリティの向上は当たり前、ワンオペなんて非効率なことはぜず、シフト制でみんなでお店を回す、しっかり事業計画を立てて、利益は従業員に還元するという感じです。
普通と言えば普通なんですけどね(笑)。でもその普通がなかなかできていないお店も多い。だからこそ、ウチが他店をリードできているんだと思います。
コミュニケーションで大事なのは“話しかける”ではなく、“見る”
この仕事で一番大切なのは、何を置いてもキャストさんとのコミュニケーションだと思います。実際にお客様と向き合うのは、彼女達ですから。
だから僕はよく、表情や雰囲気を見ますね。
どうしても慣れていないスタッフさんなんかだと、やたらキャストさんに話しかけちゃったりする(笑)。だけど人って色々です。日頃から“話しかけるなオーラ”を放っている子はいるわけで、そういうケースでは必要最低限の伝達だけで良い。その方がこの子には居心地が良いんです。
つまり通り一遍に、“すべての子に同じように”ではダメ。1人ひとりの個性に合わせて、アプローチを変えるのが重要だと思います。
とは言え、難しく考える必要もないんです。“かまってちゃん”もいれば、“サバサバお仕事系”もいるのは、どの職場だって同じじゃないですか。皆さんも先輩や上司なんかを見ていて、「上手に場を回すな」と感じたことがあるでしょう。
そういう方って、ものごとを押しつけたり、人を切ったりしていないですよね。先ほど触れたように、人の表情や雰囲気をよく見て、対応を変えている。同じようにやれば良いのかなと……。
“これまで”が活きる仕事。そして上は“成果”に応えてくれる
その意味で言うと、“キャストさんもお客様”という気持ちで接すれば良いのかもしれません。お客様に対して、そう横柄な態度を取る方はいないでしょう(笑)。
そして考えてみると、自分がホテル業界にいて良かったなと思います。10代で叩き込まれたマナーや言葉遣い、立ち居振る舞いを、お客様に対してだけではなく、彼女達とのコミュニケーションにも活かせているかなと……。
役立ったのはそれだけではありません。例えば映像系の仕事をしたこともあるので、僕はPhotoshopに触れる。そのスキルが画像の加工や補正、バナー制作に使えたりするんですよね。
皆さんも同じだと思います。未経験で入社したって、決して何もかもが“イチから”なわけじゃない。この事業の業務は多様なので、これまでのお仕事の経験を、どこかできっと活かせるはずです。
特に『キューティーハニー』は、“頑張りは見る”“成果には応える”という社風です。現にわずか1年在職の僕が、もう月に35万円頂いています。しかもこれは手取りですからね。
意欲のあるお若い方なら、もっともっと昇給も早いはずです。ぜひ僕を部下として引っぱってくれるような、店長候補の方に入社していただけたらありがたい(笑)。僕もみんなも、全力でサポートしますから。
(インタビュー:松坂治良)
取材後記
プロフィール
千田卓
一般職(内勤・スタッフ)
(前職:ホテルマン⇒デリヘルスタッフ)