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一般職(内勤・スタッフ)】桑原孝則さんのインタビュー記事

2023年入社

桑原孝則 (31歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:ソープランドスタッフ

2024.2.9

10代から業界に身を置く自分の“おすすめ”の職場。店長を目指すあなたこそ、ぜひ

この記事のポイント!

  • 「このひとの下でなら」  転職先として『スピン』を選んだ理由
  • 難しくないからこそ手を抜かない。“右肩上がり”の成長の背景
  • 半年で月給は5万円アップ。出した成果に“見返り”のある環境

業界入りは19歳。「未経験でもやれそう」が一番の動機だった

出身は東京の下町です。高校卒業後、18歳で居酒屋に就職しました。早く自活したい思いが強かったので、進学は全く考えなかったですね。働き始めてすぐは、1人暮らしの自由がすごく嬉しくて(笑)。

ただ、労働環境はヒドかったです。朝の8時に出勤して、日付が変わる24時前にやっと帰れるという感じ。それで月給は手取りで18万円ですから、割に合いません。思い切って池袋のデリヘルに転職することにしたんです。

一番の動機は「やれそう」というところですよね。

学歴も職歴もないまだ10代の自分でも、ナイトワークならある程度の収入を得られると感じました。実際業務のイロハみたいなものも、そこで1年スタッフをするだけで、ある程度身に付けることができたんです。

その後別の業態も見たくなって、20歳で新宿のソープランドに移りました。好奇心が大きかったですね。「店舗型はどんな感じなのかな?」と。

ところがここは、人間関係の面でも収入の面でも、ほんとに恵まれていたんですね。居心地が良くて、結局10年在職しちゃいました(笑)。

「このひとの下でなら」  転職先として『スピン』を選んだ理由

それでなぜ『スピン』に、というのは、さすがにちょっとマンネリ化してきちゃったんですね。

飽きたというわけではないんですが、主任という立場を頂いて、収入にも満足してという中で、どうしても達成感みたいなものが生まれてしまいました。

これ以上ここにいても自分に成長はないと思ったし、新たなステージを目指すなら、30歳の今こそがチャンスだと感じたんです。

そんな時にたまたま声を掛けてくれたのが、ウチのオーナーでした。

「鶯谷に新店を出すんだけど、良かったら来ないか?」

僕からしたら渡りに船ですよね。それに彼は実は、デリヘル時代の先輩でもありました。先ほど触れた業務のイロハを教わった方で、「このひとの下でなら」という信頼があったんです。

オープンから3か月で入社。新店だからこそのやりがいと楽しさ

働いてみて? たいへんだけど楽しかった(笑)。

やはり“新店だから”というのが大きいと思います。お店のオープンが5月、僕が入社したのが8月。競合ひしめく鶯谷で、新規参入の僕らがどこまでやれるか、と試行錯誤の毎日でした。

とは言え、『スピン』は何か特別なことをしていたわけでもないんです。スタッフみんなで意識していたのは、とにかく“手を抜かない”ということでした。

難しくないからこそ手を抜かない。“右肩上がり”の成長の背景

例えばお電話口では丁寧に。初めてのご利用で緊張されているようだったら、会話でお気持ちをほぐし、お好みやご要望を引き出すように努めて、キャストさんとのよりベターなマッチングを図る……。

またキャストさんに対しては、特に僕は“1人ひとり”ということを大切にするようにしていました。

ソープの10年では“専業でプロ意識が高く”という方が多かった。その意味では、ある程度任せてしまうことができたんですね。何しろ僕が入社する前からのキャストさんがいたぐらいですから(笑)。

ここではそうはいきません。全員が新人と言ってもいいぐらいだし、年齢も上は29歳、下はまだ18歳と若い。働く理由も“お小遣い稼ぎ”という子もいれば、“ワケあって切実”という子まで幅広いんです。通り一遍に「やれ」ではなく、個々に向き合うのが大事なんですね。

「この目標額ならもう少し頑張ろう」とか「キレイではなくカワイイで押そう」とか「恋人接客が難しそうだったら、スキルで売ろう」とか。キャストさんの数だけ接し方、やり方があるという感じです。

でもこれって、難しいことではないですよね(笑)。

頭できちんと理解できることだし、言ってしまえば“やるかやらないか”というだけ。だからこそ僕らは手を抜かなかったし、結果も出て、おかげさまでキャスト在籍数の面でも売上の面でも、右肩上がりに成長を続けているんです。

半年で月給は5万円アップ。出した成果に“見返り”のある環境

見返りも大きいですよ。現に8月入社の僕の月給が、もう5万円上がっています。わずか半年。なかなかのスピードですよね(笑)。

まだまだスタートアップという状況なので、これからご入社のスタッフさんだって立場は同じです。

お電話口での成約でも、Webサイトの更新スピードでも、キャストさんとのコミュニケーションの部分でも、何でも構いません。ご自分の得意なところから、実力を付けていってほしい。先輩もオーナーも頑張りはしっかり見てくれているので、成果に応じて給与は後から付いてくるかなと……。

僕自身は正直に言うと、縁の下の力持ちというか、サポートに徹するのが好き。サブに回るほうがラクだし、結果も出しやすいというタイプなんですね。なので「早く店長になりたい」とか「自分の店を持ちたい」という方にこそ、仲間に加わってほしいですね。

エラくなって「今の僕があるのは、桑原さんのおかげです」とか(笑)。そうなったら最高だし、応援もサポートも惜しみません。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

松坂とのお話を伺って、キャストさんだけではなく、スタッフに対しても“みんなそれぞれで良い”が尊重されている職場だと感じました。私も実は、上に立つというよりは、サポートに徹したいタイプなんです。
色んな方がいるからこそ、お店の成長も早いのでしょう。特に20代30代のお若い方との相性が良さそうですね。次のインタビューはぜひ、その新人さんに。私も今から楽しみにしています。

プロフィール

桑原孝則

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:ソープランドスタッフ)