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クラブブレンダ難波店【総合職(店長・幹部候補)】桐生裕幸さんのインタビュー記事

クラブブレンダ難波店

2020年入社

桐生裕幸 (30歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:ジュエリー販売

2024.3.30

人生は一度きり。“仕事に何を望むか”を大切にしてほしい。とことん上を目指すなら

この記事のポイント!

  • 女の子だけではダメ。“運営の心臓部はスタッフ”という自覚
  • ビジョン、伝わってる? 上司はまず“部下に知られる”こと
  • 全国に。“100億円企業”でさえ通過点。ダイナミズムこそが魅力

17歳からジュエリーの販売職に。やがて大手のデリヘルに転職

業界は、歴で言うと約10年ですね。30歳という年齢にしては、長い方かもしれません。

それまではジュエリーの販売をしていたんです。初めは通信制の高校に通いながら、17歳から約4年ぐらいかな? その後大手のデリヘルグループに6年お世話になって、『アインズグループ』に転職したのが……そうか、なんだかんだで、ここももう4年目になりますね。

トップダウンで押し付けは×。“ボスの金儲け”ではなく営利企業

配属は最初から『ブレンダ』でした。すぐに気づき、驚いたのは、会社運営が“トップダウンではない”ということ。例えば会議1つ取っても、上の人間は下の意見を求めてくれるんです。

話し合いと言いながら、フタを開ければ通達とせいぜい「みんなで同じ方向を向いて頑張ろー」みたいな押し付けが多い中で、ここは違いました。新人でも「こうしたい」「こうすべき」と言えたし、「違うものは違う」という反論もできて。

それは“人の配置”を見てもわかるんですね。この業界は社長から直接店長以下に命令が下るというケースが多い。これではグループの規模が大きくなればなるほど、組織が機能しないんです。

ここはそうではない。『ブレンダ』で言えば、社長に上原がいて、店長やスタッフの間には関西支部長の僕がいる。意思決定の“調整”ができるんです。

つまり『アインズグループ』は“真っ当な”営利企業なんですね。僕らは決して“ボスの金儲け”のコマではない。他業界の方には「当たり前だ」と言われそうですが(笑)、その当たり前ができていない風俗店は、少なくないのが実態なんです。

女の子だけではダメ。“運営の心臓部はスタッフ”という自覚

コマではないと信じられたからこそ、僕は初めから立場を求め、トップを目指しました。収入?(笑)  大丈夫。それはきちんとした職場であれば、必ず評価されて、後から付いてくるものです。

まず身だしなみ。スーツは体のサイズに合ったものをビシッと着こなして、上から下まで清潔に。じゃなきゃ女の子に「髪の毛プリンだよ」「このメイクの方がかわいいと思うねん」「前髪切ったらえーやん」と言えないじゃないですか。

「お前に言われたないわ」と返されたらおしまいです(笑)。冗談抜きに、こういうところからなんですよ。特にウチは高級店ですからね。

もう1つはコミュニケーション。勘違いしている方が多いですが、それは女の子に対してだけではありません。スタッフに対してもです。

お電話口でお客様対応するのも、女の子のマネジメントをするのもスタッフ。言わば“運営の心臓部”は彼らなんです。在籍キャストは粒ぞろいなのに、スタッフがだらしないせいでなくなったお店なんて、幾らでもあります。

だからこそ上に立つ人間は“やらせっぱなし”ではダメ。スタッフともしっかりコミュニケーションを図り、意見を聞くべき時には聞く。注意するべき時には注意しなければいけません。

ビジョン、伝わってる? 上司はまず“部下に知られる”こと

往々にしてこのコミュニケーションにも勘違いがあって。上司は部下を知るんじゃないんですね。むしろ逆で、上司は“部下に知られる”必要があるんです。

こっちは良いんですよ。自分に度量があり、相手の筋が通っていれば、たとえ生意気な意見でも(笑)、「なるほどね。一理あるね」と返せます。実際新人の気づきが運営に活かされたなんてことも、多々あるんです。

ところが意外に逆はそうはいきません。

「なんやあの人。いきなり」
「なんでそんな言われなあかんねん」
「ほんまだるいわ。また怒られた」

こんな雰囲気が漂ったら、僕は昔からこちらのせいだと思うようにしてきました。日頃から自分の人柄を伝えていないから、相手は不快になる。道で知らんオッサンに急に注意されたら、ムッとするのと同じです(笑)。

何よりビジョンですよね。「今店をこうして行きたいと思っている。なぜなら」と伝えているのか。『ブレンダ』は高級店。では“桐生が思う高級”とは何なのかを態度で示し、話してきたのか……。

ビジョンの把握、桐生という人間の理解があるだけで、言葉の伝わり方は全くと言っていいほど変わってきます。注意も謙虚に聞いてくれるようになるし、指示も出しやすくなるんですね。組織が円滑に回るようになるんです。

難しいことではない。気の持ちよう。そして、サボらない

で、実は今言ったようなことって、難しいことじゃないんです。気の持ちようと言うか、意識の持ちようだけ。

冒頭で触れたように、『アインズグループ』は“個人商店ではなく企業”ですから、成果を出せばスタッフはすぐに上に引き上げられます。当然給与だって上がる。18歳で入社して、20歳そこそこで支部長。あなたが本気なら、全然可能ですよ。

現に僕も入社1年で難波店の店長になりました。半年前からは関西の『ブレンダ』6店舗を統括し、『キラキラガールズ』も1つ見ています。何も特別なことをしたとは思っていません。当たり前のことを手を抜かずにやってきただけで……。

いや、もう1つありますね。上に立ってもサボらなかった(笑)。だから店舗の売上的にも止まらなかったし、自分の成長にも繋がってきたのかもしれません。

たぶん部下はそんな僕を見てくれていた。だからみんなも僕を追うようにして、どんどんステップアップしてくれていますよ。「抜いてやる」ぐらいの心意気でいてくれると、なお嬉しいですが。

全国に。“100億円企業”でさえ通過点。ダイナミズムこそが魅力

3年前の11月に東京進出に踏み切ったグループは、全国展開を視野に、現在“100億円企業”を目標として掲げています。僕自身いずれは西日本全部をみるようになるかもしれないし、新ブランドを立ち上げるかもしれない。

そうなれば関西支部長の座は下の子達に譲ることになるでしょう。そうなってほしいし、組織としてはそうなるべきですよね。

そしてその時にはきっと、“100億円企業”も通過点に過ぎなくなっている。このダイナミズムこそが『アインズ』の一番の魅力なのかなと……。

あなたは何を望んでいますか? 会社選び、間違わないでほしい

最後に読者の方、特にお若い方にお伝えするとすれば、こういう言い方はあれですけど、ウチじゃなくても構いません。でも会社選びは慎重に、間違わないでほしいということ。

お店の雰囲気やスタッフの表情で、なんとなくわかることってあるでしょう。昇給について突っ込んで聞いてみたって良い。そこで受け答えがゴニョゴニョしていたら、あまり高収入は望めないかもしれません(笑)。

もっと重要なのは“何を望むのか”なんです。今みたいな会社でも、ゆるくのんびり働けるなら良い。それも1つの考え方です。トップダウンの会社で何も考えずに働ければラクだ。そう思う方だって、いるのかもしれない。

僕はそうではなかった。自分の意見を言い、力を試したかった。どこまでも上を目指せるダイナミズムの中に、身を置きたかったんです。

人生は一度きり。あえてもう一度問いましょう。「あなたは仕事に、人生に何を望みますか?」 転職のご成功を、心からお祈りしています。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

自分より10も20も年下の方にこれだけのことを語られると、さすがにたじろぎますね。弱冠17歳で世に出、自分の才覚を試してきた経験は、伊達ではないということなのでしょう。
「仕事に、人生に何を望むのか」
我が家の子供達にも、問うてみたい言葉です。

プロフィール

クラブブレンダ難波店

桐生裕幸

総合職(店長・幹部候補)

(前職:ジュエリー販売)

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デリバリーヘルス(デリヘル)

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企業名 クラブブレンダ難波店
業種 デリバリーヘルス(デリヘル)
事業内容 【 ナイトレジャー 】 無店舗型性風俗店の運営・関連業務全般を関西を中心に広範囲に展開しています。