【総合職(店長・幹部候補)】金井遼さんのインタビュー記事
2016年入社
金井遼 (38歳)
総合職(店長・幹部候補)
前職:スポーツトレーナー
2024.4.24
業績好調ぐらいじゃダメ。10年目のAVプロダクションが狙うのは、業界の“吉本興業”
この記事のポイント!
- 社長の熱意がありがたかった。入社後は“歩合給”にやりがい
- 自分が成長した分だけ人脈ができ、世界が広がるダイナミズム
- 人のためが自分のためになる。努力に対するリターンも大きい
ナンパしたお相手は、AV女優さん?! 「ウチでぜひ」と誘われ
こんにちは。どうも今日は、わざわざお越しいただきまして……。いや、社長様はやめてください(笑)。言っても昨年の7月に就任したばかりですし、自分の実力というより、人のご縁でここまでこれたという思いが強いんです。
経歴をお話すると、高校卒業後、まずカナダに2年語学留学しました。当時は海外で仕事をしたい思いが強くて。
帰国後はスポーツクラブでトレーナーを4年、教育系の営業を1年、トレーニングジムで4年、ホテヘルで3、4年かな? ここに入る前は、テレアポの仕事をしていました。
そう(笑)、今は代表取締役の僕ですが、30代に入るまでは職を転々としているんです。エラそうにしたくない気持ち、おわかりいただけるでしょう。
やがてなぜAV業界に、というのは、それこそご縁なんです。渋谷でナンパした子が偶然ここの女優さんで、「人手不足でみんな困っているから、ウチで働いてくれない?」と。
「いきなりムリだよ。それにゼッタイ向いていない。それくらい自分でわかるよ」
「そう言わずに話だけ。ね? 断ってくれてもいいから」
しょうがない。まあ話だけならという約束で、まさにこのオフィスに来たのが最初なんです。
社長の熱意がありがたかった。入社後は“歩合給”にやりがい
で、根負けしちゃったんです(笑)。根負けというか、感動と言った方が正解かもしれません。当時の社長はなんと、僕を5時間口説き続けて。
いくら人手が足りないとは言っても、当時設立から3年のプロダクションじゃないですか。この通り新宿にキレイでオシャレなオフィスまで構えて、前にしているのは忙しいはずの社長なわけでしょう。
その社長が昼の13時から18時まで僕に「ぜひ来てくれ。その話しぶりならきっと営業として成功するから」と語り続けてくれるわけですよね。「ほんとのほんとに僕が欲しいんだ」と信じられたし、振り返るとそんなに望まれたのは、初めてのことでした。
最後には、「じゃあ試用期間だけ頑張ってみます」と。それが7年続いたわけですから、人生ってわかりません(笑)。その意味では僕は、業界にというより、初めから『LIGHT promotion』に惹かれて入社したという思いが強いんです。
実際向いていたかは自分でわかりませんが、メーカーを回って在籍の女優さんをプッシュし、契約を取れば取っただけ歩合給が付くので、稼げました。やりがいという面で、これは非常に大きかったと思います。
自分が成長した分だけ人脈ができ、世界が広がるダイナミズム
もう1つ続いた理由を挙げると、やはりダイナミズムですね。
2年ほど経った頃でしょうか。1人の女優さんの大型契約を結んだ時に、その過程で驚くほど人脈ができていったんです。
メーカーの担当者さん、広報さん、作品の監督さん、現場のスタッフさんはもちろん、実績を出せばエラい方々ともパイプができます。それが更に先々の契約に結びつき、「金井が推す女優なら」という信頼にも繋がって。
そうなれば女優さんも頼りにしてくれるし、会社の利益だって増える。結果自分の収入も加速度的に増していくわけですよね。「認められた」という嬉しさがあったし、自分が成長すればするだけ、世界が広がるような感覚がありました。
“女優さん本位”で。目先の歩合給にとらわれず、メリットを追求
ただこれも、何か特別なことをしたという意識はないんです。
一番は、とにかく“女優さん本位で”ということ。その子に“できることとできないこと”があるし、例えばよく“仕事は選べ”と言うでしょう。今が旬の子を、歩合給欲しさでラクに取れるところと契約させたりしてはいけません。
50万円と100万円の提示があるのなら、何としてでも後者の契約を掴み取るぐらいの気持ちで、アピール戦略を考える。労力を惜しまずに、営業を頑張る。こうしてこの子がメリットのある大きな契約を結べれば、さっきも言いましたよね。会社の利益にもなり、結果自分も稼げるんです。
人のためが自分のためになる。努力に対するリターンも大きい
人のためが自分のためになる。考えてみると、これはどこの世界も同じかもしれません。ただこの業界は“動くお金が大きい”ので、人脈の面でも収入の面でも、より努力に対するリターンも大きくなるんです。
今は社長ですから、僕の使命はとにかくここの売上をもっともっと伸ばし、利益を女優さんと社員に還元すること。ところが外の方から色んな場で、「業績ずっと右肩上がりですね」とか「調子良いですね」と言われちゃうんです。その度に「まだまだだな」と感じてしまって。
なぜなら芸能界で言えば、吉本興行さんに「御社最近調子が良い」とは言わないじゃないですか。芸人さんは粒揃いでテレビにも出まくりで、調子が良いのは“当たり前”なわけですよね。
僕は『LIGHT promotion』をそこまで、“圧倒的No.1”の位置にまで持っていきたい。だからこそ新たな人材が必要で、今回インタビューをお受けしたというのが本音なんです。
お伝えしてきたように、人への気遣いができて、バイタリティのある方だと嬉しいですね。当然経験は問いませんし、歩合給含め、給与には十分ご納得いただけるかなと……。
どんな方とお会いできるのか、実は今から楽しみで仕方がありません。大丈夫。さすがに僕は5時間も面接しませんから、お気軽にご応募ください(笑)。
(インタビュー:松坂治良)
取材後記
「極端な話、ずっと家にいてくれたって構いません」
その意味では記事にある気遣い、バイタリティと共に、“数字”を強く意識できる方には天職のような仕事かもしれません。会社はちょうど、設立から10年の節目とのこと。この先更にどんな成長を遂げるのか、大いに楽しみですね。
プロフィール
金井遼
総合職(店長・幹部候補)
(前職:スポーツトレーナー)