【企画・マーケティング】小山若葉さんのインタビュー記事
2023年入社
小山若葉 (24歳)
企画・マーケティング
前職:フリーター、会社員
2024.5.1
SNS戦略に長けた元キャストは、現在求人部で大活躍中! 経験が活きる環境に感謝
この記事のポイント!
- 個人から組織レベルへ。集客戦略のエッセンスを“全体”に広げた
- “優しさ”を前面に出したコンセプト。“差別化”を図りやすかった
- 適材適所で働きやすい。出世への意欲にも、新規出店で応える
キャストを始めたのは“好奇心”。試行錯誤に感じていたやりがい
高校卒業後、しばらくはニートだったんです。外に出たくない、誰にも会いたくないという時期で。
ただ3か月もするとそんな生活にも飽きて(笑)、その後はファミレスに始まり、企業の受付、事務という形で様々な仕事をしました。雇用形態にもこだわりはなかったので、バイト、派遣と色々です。正社員の経験もあります。
続かないというより、興味を持つと「やってみよう」と気持ちが動いちゃうと言った方が正解かもしれません。キャストとしてこの世界に関わるようになったのも、金銭的な事情や承認欲求からではなく、単純に好奇心からでした。実際副業という感覚で、会社員も続けていたんです。
私より人気のキャストさんなんていっぱいいましたけど(笑)、その分だけ頑張り甲斐がありました。「どうしたら自分もご指名を頂けるのか」と、考えたり試したりするのが楽しくて。
現にSNSや『写メ日記』をアップするタイミング、写真の撮り方、テキストの工夫等々、できることってたくさんあったんです。同時にやればやるだけ結果に繋がるので、飽きることもありませんでした。
個人から組織レベルへ。集客戦略のエッセンスを“全体”に広げた
ご縁を頂いて、『優しいM性感』でスタッフをするようになったのは、昨年の10月からですね。冒頭で触れたキャスト時代の経験が活きて、おかげさまで充実してお仕事させていただいています。
これは少し言い方が難しいんですが、私がもともと黙っていてもお客様を呼べたり、接客スキルの高いキャストだったら、今はなかった気がするんです。
何かアクションを起こさなければ、ずっと待機で終わってしまう。だからこそ当時の私は、どんな営業ツールがあるのか、またそのツールをどう使いこなせば最大限集客に結びつくのかを常に意識し、実践していました。事実Webのアクセス増=ご指名増という流れで、成果も出せたんです。
それをそのままここで、求人部の業務に移し、発展させているのが今ですね。集客のエッセンスは変わらないので、それを私個人のレベルから、『やさM』のキャストさん全体に広げていると言えばわかりやすいでしょうか。
やりがいという意味では、より大きいものがあります。求人ホームページの文章をリライトしたら、女性のご応募が倍になったり、在籍の方々にX(旧Twitter)や『写メ日記』の書き方載せ方をアドバイスしたことが、店舗の利益の底上げになったり……。
個人から組織へと視点が変わると、当然見える“数字”も大きなものに変わります。緊張感も強いですが、一方でこのダイナミズムこそが、求人部で企画・マーケティングの仕事をする醍醐味だという気がしています。
“優しさ”を前面に出したコンセプト。“差別化”を図りやすかった
また『優しいM性感』には、3年前のオープン当初から「大好きな彼女との、心地よい快楽に満たされる喜び」という“明確なコンセプト”がありました。
従来のM性感やSMクラブの“ハードな価値観”をくつがえし、“優しさ”を前面に打ち出すことで、新しいM性感の楽しみ方だけではなく、“癒し”を提供……。ソフトサービスなので働く側の女性の負担は小さくなるし、風俗風俗していない雰囲気は、ユーザー男性のハードルを下げるのにも一役買ってきたんです。
M性感と言うと、かつてはボンテージを着た女王様がいて黒ずくめで、みたいなイメージがありましたよね(笑)。
一方で『やさM』はすず代表に象徴されるように、それこそ真逆の優しい雰囲気。ロゴもホームページもパステルカラーを基調にし、まず“入口”から、“ここはオンリーワンのお店なんだ”というメッセージが感じられるようになっています。
その意味で、求人部の私の側でも“差別化戦略”を取りやすかったんですね。“なんとなく”でやっているようなお店だったら、キャストさん達をアピールしようにも方向がなくて(笑)、私もどうしたら良いかわからなかったと思うんです。
なので私にとっては、まさに“ベストマッチング”でした。ここに更に、企業で広報をされていた方や、マーケターとして実績がある方、私のようにSNS集客が得意だった元キャストさんなんかが加わってくれると、なお心強いですね。
適材適所で働きやすい。出世への意欲にも、新規出店で応える
もちろん今回のスタッフ募集は求人部だけではなく、店舗の運営部も対象です。と言うか、ウチでは適材適所で“部署分け”がされているんですね。
例えば私の担当は本当に求人と広報だけ。マネジメントや電話接客に長けている方は、逆にわずわらしい事務作業に忙殺されることなく、お店のオペレーションに集中できるんです。
働いてみて、“自分がどちらに向いているのか”を試すでも良いと思います。両方をマルチにこなせたら、自然に副店長⇒店長の道筋も見えてくるかなと。今後は五反田だけではなく、首都圏主要駅や地方の大都市にも出店していく予定なので、ステップアップはご本人の意欲と実力次第だと思います。
私自身、収入も立場も「後から付いてくる」という感覚があります。頑張って成果を出せばおのずと、という感じ。成長中の企業じゃないと、なかなかこういう思いにはなれませんよね。『やさM』との出会いに、本当に感謝しています。
取材後記
開業時から話題に事欠かない『やさM』。お店はどこまで増えていくでしょうか。今後も目が離せません。
プロフィール
小山若葉
企画・マーケティング
(前職:フリーター、会社員)