風俗男性求人はFENIX JOB

18歳。銀座のクラブでホステス。自由気ままな学生時代

もともと私には、退屈が嫌いというか、「ワクワクする場にいたい」という思いが常にあって。

振り返ると、学生時代が良くなかったんですね（笑）。18歳の時に、友人から銀座のクラブに誘われました。あまりにもしつこいので「じゃあちょっとだけ」という形でホステスを始めたんですが、これが予想外におもしろくて。

色んな世界の経営者や重役、自営業の方々が訪れますから、しばしば驚くようなお話を伺いました。場にふさわしいマナーや振る舞いを求められるので、その意味で勉強にもなったんです。

また周りの先輩ホステスは、日頃から新聞や経済誌に目を通して、お客様のどんなお話にも相槌を打てるようにしていました。その姿もカッコよくて（笑）。

その後もキャバクラで働いたり、マッサージが好きなこともあって、メンズエステでセラピストをしてみたり……。好奇心の赴くまま（笑）、ずいぶんと自由な学生生活を送っていたと思います。

やらされるままのルーティン業務に疑問。結局OLは続かず……

ただそのせいか、大学卒業後OLをしても、今ひとつ楽しくないんですね。

上に言われるまま、やらされるままにルーティンの事務作業をこなす毎日。半年、1年と経つ内に「このままでいいのかな」という思いが強くなって、結局1年半で退職してしまったんです。

冒頭で触れたように、どうしても私はワクワクが好きみたいで（笑）。それからは再びキャバクラやメンズエステでお仕事をすることが続きました。

お店が重なっているようなこともあったり、突然辞めたり、かと思えばまた戻ったり……。その辺りは本当に気ままでしたね。かつ「じゃあそれやってみよう」というフットワークの軽さもあった気がします（笑）。

ずっとプレイヤーはムリ。見えた“メンエススタッフ”という選択

とは言え、いつまでもキャバ嬢やセラピストでいられるのかと言えば、プレイヤーとしてはいつか限界が来るだろうと。20代30代の内に、いつかまたオフィスワークに戻ろうという気持ちも同時にあったんですね。

でもきっと、私の性格では続けられないのかなと考えていた時に、知人から「スタッフという道もあるよ」と思わぬアドバイスを受けて。私も「なるほど」と、ネットでメンズエステのスタッフ求人を検索してみたんです。

“意見”を求めてくれる。セラピストさんへの思いを形にできる

中でも『MUSE GROUP』にお世話になることを決めたのは、まず時給ですね（笑）。未経験で始めて、1,700円頂けるというのは魅力でした。

また運営する『ナオミスパ』は人気店と伺って、きっちりかっちりなのかと思いきや、働く側の自由度が大きい。現に私は週休3日を選択しました。週1勤務から可能で、勤務時間の相談にも乗ってくれるんです。

面接の時から意見を求められたのも、嬉しかったことの1つです。オープンから2年が過ぎようとしているのに、まだまだスタートアップの熱気がある企業で。

「良いものは取り入れていきます。一ノ瀬さんはセラピスト経験もあるし、頼りにしていますよ」

オーナーに真顔で言われて、「そうなんだ」と。実は内勤を志望したのは、セラピスト時代に「スタッフさんがもう少しこうしてくれたら」とか「女性の相談相手がいたら」と感じることが多かったのも理由なんですね。ときにはメンタルを病んじゃう仕事ですし……。

ここでなら、そんな自分の思いを、セラピストさんのサポートやマネジメントという形で活かせると感じました。“発展途上”の職場に巡り合えたのは、本当にラッキーですよね。そう言えば、『FENIX JOB』さんで見つけた求人なんですよ（笑）。

机上の論で終わらない。企画・マーケティング業務のおもしろさ

実際入社後、色んなことをやらせていただいています。電話やWebで受付、セラピストさんのサポートのほか、現在は企画・マーケティングの業務にも携わるようになりました。ここは全く未知のところなので、一番やりがいを感じています。

なかなか難しいんですけどね（笑）。やっぱり18歳で私がセラピストを齧っていた頃とは、トレンドが微妙に異なっていると感じます。“風俗ではない一般メンズエステ”という枠組みはゼッタイに守りつつ、セクシャルな訴求力も求められているような……。

更にここに、セラピストさん個々のタイプも絡んできます。しっかりお仕事系が活きる子なのか、恋人接客が得意な子なのかで、アピールポイントも変わってきますよね。

なので彼女達と密にコミュニケーションを取ったり、お客様アンケートの結果を読み込んだりというのも非常に重要。かつ、ただ机上の論に終わらないのがおもしろいんです（笑）。

未経験でも全然大歓迎なんですが、大学で広報戦略を学んだとか、企業でマーケティングに携ったなんていう方が入社してくれたら、より心強いですよね。

会社的には今後、デリヘルの開業も予定しているそうなんです。こちらこそまさにスタートアップですよね。躍進中の今だからこそ、意欲や実力のある方には入社時。私もやりたいことを全部やっちゃう気でいます（笑）。

取材後記

執筆者

松坂 治良

『MUSE GROUP』はテレワークや地方移住の相談にも乗るとのこと。こうした柔軟さこそ、現在の快進撃の秘密なのかもしれません。オフィスの活気にも大いに驚かされた取材でした。