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一般職(内勤・スタッフ)】松澤佳貴さんのインタビュー記事

2024年入社

松澤佳貴 (26歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:営業職(人材紹介)

2024.7.2

初任給“月33万円”で満足は、ナンセンス。意欲大歓迎の組織だから、どこまでも上に

この記事のポイント!

  • オフィスがキレイ。社保完備、残業なし。昇給の仕組みにも納得
  • 「すごい!」“モチベーター”としての先輩の実力に、学びの日々
  • いずれは店長に。将来を思い描ける環境に「転職して良かった」

新卒で入った企業にも、次の営業職にも“満足”は得られなかった

大学卒業後、初めは教育関係の職に就きました。学生時代に塾で講師のアルバイトをしていて、その影響で興味を持ったんです。

ところがいざ働いてみると、役割は広報だったんですね。ガイダンスで説明を担当したり、高校への挨拶回りだったりで、望んでいたように生徒さんとじかに触れ合う機会は皆無でした。「違うな」と1年で退職してしまって……。

次に選んだのは人材紹介業。ヘッドハンティングした優秀な方々を、ニーズのある企業にお薦めする仕事でした。

一度“数字”が重要視される場で学び、自分の力を試してみたかったんです。実際年3回、30~40万円のインセンティブを得ることができました。

ただ、結局ここも退職してしまうんですね。ノルマがキツいというより、体育会系的なパワハラの横行に、嫌気が差したというのが本音。大声で「バカ」とか「アホ」とか、上司ができない部下を平気で罵るような会社でした。

それなりに営業成績が良かったので、僕自身は一度もそんな目に遭ったことはありません。でもこういうのって、聞いているだけで気が滅入るんですよ。しかも毎日ですからね(笑)。やりがいは大いにあったんですが、2年の在職が限界でした。

“普通”こそが入社の決め手。4社受けた中、面接の印象が一番◎

それでなぜこの業界に、というのは、もともと「どんな仕事なんだろう?」という好奇心があったんですね。自分の努力と実力次第で、青天井で稼げるというイメージもありました。

中でも『TOKYO HISTORY』だった決め手は、率直に言って“人”です。他に3社受けていたんですが、面接の印象が一番良くて。

当たり前に履歴書に目を通してくれていて、大学で学んだこと、職歴、志望動機というように、くわしい質問がありました。口調も柔らかだし、なんと言うのかな……“普通”だったんです(笑)。

ずっと人と関わる仕事をしていたので、語り口や雰囲気で、なんとなく“どういう人か”というのがわかるようになっていたのが大きいかもしれません。聞けば店長ということで、「この方の下でなら」と思えました。

オフィスがキレイ。社保完備、残業なし。昇給の仕組みにも納得

あとはオフィスですよね。ご覧の通りキレイで設備も充実していて、面接まで行った他の3社よりも……というか、前職もここまでではありませんでした。キャストさんやスタッフを大事にしているのがわかるし、同時に職場に費用を割ける“余裕”があるということですよね。

社会保険等の福利厚生や、10時間で退勤、残業なし、有給休暇も取れるという労働条件。初任給や昇給・昇格の説明にも十分に納得できました。「ぜひ」という気持ちで入社できたんです。

「すごい!」“モチベーター”としての先輩の実力に、学びの日々

まだ4か月ですが、清掃、備品の管理、Webサイトの更新や電話対応、キャストさんへのシフトのお願いとサポートという形で、もう一通りの業務はできるようになりました。

マニュアルがあるし、あとは“意欲”かなと。

まず僕自身に早く仕事を覚えたいし、評価を得て稼げるようになりたい気持ちがありました。「できることから」という思いで日々を過ごしたし、「これやっていいですか?」とか「電話教えてください」という感じで、業務の習得に積極的だったんです。

ありがたいのは『TOKYO HISTORY』が、こうした姿勢を煙たがるのではなく、「いいね!」と歓迎してくれる社風だったこと。皆さんが親身にアドバイスをくれました。

今の最大の課題は、キャストさんとのコミュニケーションですね。シフトの提出や『写メ日記』等の営業ツールの更新、何よりメンタルケアの部分。

幸い営業の経験はここでも活きて、初めから臆することなく彼女達に接することはできていました。場数を踏むことで慣れても来ましたし……。

ただ店長はじめ先輩のキャストさんとのやりとりを見ていると、自分は「まだまだだな」と。“モチベーションを上げる” “やる気にさせる”という面で、「あ、すごい」と思うことが多いです。

いずれは店長に。将来を思い描ける環境に「転職して良かった」

例えば言葉って、ただ通り一辺のことを言ったって響かないじゃないですか。当然1人ひとり性格も違うので、“言って良い言葉と悪い言葉”もあります。その見極めのために、先輩達は“相手を知る”を大切にしていると感じます。

ほんとに細かいことまで知っていたりするんですよね。よく話に耳を傾けているし、それだけ信頼も得られているんだと思います。僕も変に近道を探そうとせず、より深く日々のコミュニケーションを図るようになりました。

具体的には、どのキャストさんとも1日1回は必ず話す。時間が空けば待機室を覗く……ぐらいなんですけどね(笑)。逆に言うと大事なのは“経験”で、それほど難しいことでもないのかなと。

この先ですか? やはり主任⇒副店長⇒店長という流れでステップアップしていきたいですよね。初任給も月33万円で、正直まったく悪くはないんですが(笑)、だからこそ、こんなところで満足はしていられません。

先ほども触れたように意欲は買ってくれる組織なので、これからも積極的に。将来を思い描ける環境に、強く「転職して良かった」と感じています。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

松澤さんのような“出世欲”溢れるお若い方がいる一方で、『TOKYO HISTORY』は週休2日の働き方も用意。“プライベート重視”という方も歓迎しているそうです。“高級店”として20年以上事業を継続できている背景には、こうした“多様性の尊重”もあるのかもしれませんね。女性の応募もOKとのこと。私藤野も、ちょっと考えちゃいました(笑)。

プロフィール

松澤佳貴

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:営業職(人材紹介))