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総合職(店長・幹部候補)】岩崎将一郎さんのインタビュー記事

2018年入社

岩崎将一郎 (40歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:キャバクラ店長

2018.11.28

このお店をまず都内ナンバーワンにするのが、今の目標 ~「信用できるお店だね」 お客様のそのひと言が、聞きたくて~

この記事のポイント!

  • 風俗スタッフとの兼業農家から、この道一本へ!
  • “顧客”になって欲しい。だから、あえて断ることもある
  • お店の雰囲気は、女性ではなく男性スタッフが作るもの!

学生時代からキャバクラでアルバイト。社員にも誘われたが……

スターグループでお世話になって、まだ5か月ぐらいです。上野店を新規オープンするにあたって店長を任されました。

大学時代からキャバクラでアルバイトしていたんで、キャバクラでの店長経験はあるんです。大学は教育学部で、教職資格も取りましたが、結局教師にはならず……というかなれず(笑)、卒業後そのままアルバイトを続けて、24歳の時に社員にならないかと誘われました。

仕事は楽しかったですね。人が人を扱うので、毎日が違って流れ作業ではない。そこが自分の力量が試されるところで、やりがいはありました。

でも、キャバクラで社員になるつもりはなかったんですよ。夜勤だったので将来的にずっとできるか不安だったし、当時は結婚まで考えた彼女がいて、昼職に就きたいと思っていましたから。

声を掛け続けてくださった代表。風俗業界入りを決意

そんなわけで、キャバクラで働きながらたまに転職活動もしていまして。6年間いて店長まで務めましたが、不動産会社に転職が決まったのを機に辞めちゃいました。

アパート経営の営業でしたが、楽しくなかったですね。それで、2年で辞めてカーセールスに転職したんですけど、結局そこも2年間で退社(笑)。有給休暇を消化する間、これからどうしようかなと考えているうちに地元で兄の農家を手伝うことになって。しばらく、岡山で桃を作っていました。

畑仕事をしながら、自分には人と接する仕事の方が向いているとつくづく思いましたね。それで、東京でナイトワークをしている知人がいたんで、「やっぱり戻りたい」と相談したんです。その方が、ここの代表なんですよ。

とは言え、ブランクがあったのでちょっと迷いもありました。試しに農業の閑散期に2ヵ月ほど手伝ってみて一度地元に帰ったんですが、その間も代表がずっと声を掛け続けてくださって。仕事はこちらの方が断然楽しかったので、思い切ってお世話になろうと決めて上京したわけです。

風俗は大勢を幸せにできる仕事だと実感

最初に任された仕事は、電話対応とインターネットの更新でした。

キャバクラで接客経験がありましたが、ここは無店舗型なので主に電話での接客なのが大きな違い。ですから、最初は近隣ライバル店に客のフリをして電話を掛けて、応対の仕方を研究したりしました。言葉遣いはもちろん、お客様のことをちゃんと考えているか、とかですね。

おかげで、今ではどこにも負けない電話対応や接客が出来ていると思います。

具体的に言うと、お客様が望んでいる女の子が在籍していない場合は、お断りすることもあるんですよ。営業としては間違っているかなと思いますし、上から怒られちゃうかも知れませんけどね。お客様には一回限りではなく“顧客”になってほしいんです。

希望と違う女の子が出てきたら、お客様は次回もこの店で遊ぼうと思わないでしょう? 自分自身、言ったのと全然違う女の子だったら「おい」ってなっちゃうから(笑)。それよりも今回断ることで、お客様の信頼と、また次のチャンスをもらえるだけの対応をしたいなと。

お断りしたお客様から「ありがとう。ここ信用できるね」と言っていただくと、やっぱり自分は正しかったのかなと思います。他人様に満足していただける仕事って、やりがいがありますよ。風俗は大勢を幸せにできる仕事なんだって実感しますよね。

癖が強いより、まっさらな人の方が伸びるチャンスあり

自分には、このお店をまずは都内ナンバーワンにしたいという野望があるんです。オープンして間もないお店なので、今はまだ準備段階ですけど。そのためにも目標に向かって一緒に働いてくれる仲間を求めています。

欲しいのはやる気がある人材です。経験は全く問いません。むしろ、固定観念というか変な癖がついてない方がいい。この業界はお店によって雰囲気が全く違ったりするので、0からスタートの気持ちで取り組める子の方が向いているんじゃないかな。

もうお店の雰囲気と言いますか、空気って、女性が作るものじゃなくて主に男性スタッフが作るものだなって思うんです。これ、五反田店を手伝っていた時に学んだんですけど。そこで、じゃあ自分がどういう振る舞いをすればいいかとか、どんな言動だとか行動が必要かというのはかなり勉強させてもらいました。

だから、ウチもお店の雰囲気作りには気を遣っていますよ。例えば、女の子との接し方にしてもそう。どうすればその子のいいところを伸ばしてあげて、それを外に発信できるかを常に考えています。女の子も稼ぎたくて来ているので、相手の為を思って厳しいことを言う時もたまにあるんですけどね。

これは自信を持って言えることですが、ウチで働いたら、きっと仕事が楽しいと感じられますよ。それに、たとえ他の職種に就いたとしても通用する人間に鍛えられると思います。ウチは人間的な教育を重視しているので。

まだ新しいお店ですが、その分やれることがたくさんある。新しい人も含めて、夢に向かって、みんなで良いお店にしていきたいですね。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

阿仁幸吉

執筆者

阿仁幸吉

入店してわずか5カ月で店長のポジションに上りつめただけに、岩崎さんのお話にはとても説得力がありました。仕事で心がけていることは「意味を熟考すること」だとか。インタビューを終えて、その言葉の真意がわかった気がします。

プロフィール

岩崎将一郎

総合職(店長・幹部候補)

(前職:キャバクラ店長)