【総合職(店長・幹部候補)】大場稔さんのインタビュー記事

2018年入社
大場稔 (40歳)
総合職(店長・幹部候補)
前職:営業職
2024.11.25
全国展開で“他を圧倒”の『ニューハーフヘルス』。必要な資質は、コンプレックス?!
この記事のポイント!
- 悩み、努力している人達ばかり。「何かできることは」と思えた
- 背景はなんでもいい。性別だって不問。必要なのは“共感力”
- 今や九州圏と中国地方の統括。頑張りは立場と収入で報われる
日々数字を追った営業時代。後に転職先として選んだのは……
もともとは営業職だったんです。携帯電話やスマホ等の通信系。期間で言えば十数年になると思います。
それがなぜこの業界に、というのは、当時勤めていた携帯キャリアの労働環境が、かなりキツかったんですね。契約の数字に厳しく、コンプライアンスのリテラシーも薄い。ツラい日々を送っていました。
で、実は以前、半年ほどかな? デリヘルで働いていたことがあって。“食いっぱぐれない”という言い方は少しあれですけど、需要があるのは確かだと思って、再び転職先候補に入れてみたんです。
その時たまたま目に付いたのが『LIBE』でした。ご縁を頂けて入社となったんですが、この6年を振り返ると、「ニューハーフヘルスで良かった」というのが実感です。
悩み、努力している人達ばかり。「何かできることは」と思えた
一番に驚いたのは、“悩んでいるキャストさん” “努力しているキャストさん”の多さですね。
彼女達の働く理由は本当に様々です。“性自認”のコンプレックスからご応募する方もいるし、性転換を目標に「お金を貯めたくて」という方もいます。
中にはLGBTQのQ(Questioning, クエスチョニング:自分自身が男性か女性か決めていない。わからない。あるいはどちらでもいい)として、模索のために門を叩く方もいるんですね。皆さん「ただ稼ぎたい」だけではない。
その時に、自分はキャストさん達にすごく親身になれたというか、親身に「なりたい」と思えたんです。
と言うのも、僕自身に昔から強いコンプレックスがありました。わかりやすく自分の容姿であったり、人との関係に窮屈さを感じたり……。だから前職でメンタルを病んだところも、少なからずあって。
もちろん『LIBE』で働くキャストさん達が抱えているものとは、種類も重さも違うかもしれません。でも少なくとも“生きづらさ”には共感できる。だからこそ「自分に何かできないか」という意識が芽生えました。
背景はなんでもいい。性別だって不問。必要なのは“共感力”
幸い僕は、かつてバンド活動などもしていて、女装なんかにも抵抗がなかったんですね。化粧もしたし、なんなら今だってスカートも履けるかもしれません(笑)。
なのでメイクや服装のアドバイスはできる。またかつての容姿への劣等感もあって、「なんとか自分をキレイに見せたい」という気持ちもわかるし、一緒になって「ああでもないこうでもない」と、かわいくなるための試行錯誤ができました。
写真もそうですよね。「かわいく撮ってあげたい」と思ったし、“自撮り”のアドバイスのために勉強もできました。むしろ頑張り甲斐を感じられて……。
なんというか、“背景”はなんでもいいと思うんです。
事実スタッフの中には女性もいれば、LGBTQの当事者の方も多い。たとえ“ニューハーフ”でも“男の娘”でもなくても、先ほど触れたような“生きづらさ”への理解があったのかなと。やはり「自分に何か」と感じてのご応募だったと感じるんです。
言わば“共感力”と言えばいいでしょうか。スタッフに必要な資質があるとすれば、それだけですね。実際後に続く新人さんも皆さん、一生懸命お仕事してくれていますよ。
今や九州圏と中国地方の統括。頑張りは立場と収入で報われる
そして『LIBE』の良い面は、こうした“頑張り”に対しての“応え”がしっかりあるところだと思います。
何よりも大きいのは、やはり“知名度”でしょう。10年以上続くグループなので、“ニューハーフへルス”としての認知度は業界最大級。今では日本に47ある都道府県“以上”の店舗数を誇っています。
おかげで私達は、集客も情報サイトに頼らなくて済んでいるんですね。アクセスはほぼオフィシャルのホームページからなので、広告媒体や競合に振り回される必要がありません。独自の歩みを続けられています。
現に僕も、今では1つの店舗どころじゃありません。九州圏と中国地方の統括。オンリーワン企業として全国展開を果している企業だからこそ、新規出店に伴う“ポスト”がある。同時に努力と成果を認め、立場と収入で報いてくれる組織だからこそ、こんなステップアップも可能なんですね。
今私達は更なる飛躍を求めて、それこそ『FENIX JOB』でも九州沖縄・北海道東北・関東・北関東・東海・北陸甲信越・中国四国の全ブロックでスタッフ求人を行っています。
少しでも気になった方は、ぜひ。アルバイトからで全然かまいません。お伝えしたように、ここは「誰かの役に立ちたい」がキレイごとではなく、本当に大きな力になる職場。その意味で、やりがいは最高ですから。
(インタビュー:新海亨)
取材後記
新海とのお話の最後では「不利なだけじゃない。コンプレックスはときには武器にもなるんです」と仰っていました。まさに『LIBE』にこそ、当てはまる言葉だという気がします。
プロフィール

大場稔
総合職(店長・幹部候補)
(前職:営業職)