風俗男性求人はFENIX JOB

大学卒業後、営業に。ところが“東日本大震災”の煽りを受け……

大学卒業後、初めはSEO系の営業職に就きました。新卒で入った会社ですから、長く続けるつもりでいたんですが……。

運悪く2011年の東日本大震災にぶつかってしまったんですね。メインの会社が東北にあったために、大打撃を受けて。結果的に倒産してしまいました。

ただ振り返ると、僕は人のご縁に恵まれていて。困っていたところ、学生時代にお世話になった飲食店のマスターから、声を掛けてもらえたんです。自分も飲食の道に進みました。

和食系の居酒屋さんですね。それからは自分のお店を持ったリ、またチェーン店に戻ったりという感じ。紆余曲折ありながら、15年飲食業界に関わりました。

“人の縁”から業界入り。素直に「おもしろそう」と感じられた

その後なぜこの業界に、というのも人のご縁なんです。冒頭で触れたチェーン店を辞めて、悩んでいた時期でした。「これからどうしよう」と……。

行きつけの飲み屋さんで知り合った男性に、何気なく相談をしました。そしたらなんと、ウチのグループの店長に繋いでくれたんです（笑）。知人の知人にご紹介を受けたという形ですね。

で、率直に「おもしろそう」と感じて。

発想としてこの業界は転職先になかったし、探し方なんて思いもよりません。せっかく向こうから「どうですか？」と仰っていただけるんだから、お願いしない手はないですよね。「1回やってみよう」と、意欲を持てました。

スタッフは良い意味で“普通”。業務だって一般企業と変わらない

実際に働いてみると、予想とはずいぶん違いました。……怒られちゃうかな、当初オラオラした輩が働く殺伐とした職場だと思っていたんですが（笑）、スタッフは良い意味でまったく“普通”の方々で。

業務だってそうなんですね。出勤してWebサイトの更新なんかしている時に気づきました。「あれ？　これ一般の会社の事務と同じだよな」と。当然と言えば当然なんですけどね（笑）。

電話応対も同様。お客様からのお問い合わせがあって、ご要望を伺い、キャストさんとのマッチングを図る。“サービスをご提供する”という点では、他の業界となんら変わりはありません。

なので、僕みたいに“飲食業界にいた”でも構わないし、“サラリーマン生活が長い”でも、“ずっと接客畑を歩んできた”でも良いと思うんです。社会人として当たり前に働いてきた方ななら、『PLUS』で業務に戸惑うことはないはず。すぐに馴染めますよ。

入社7カ月でも“提案”OK。「いいね。やってみなよ」が嬉しい

スタッフの仲も良いし、何より驚いたのは、「こんなことできないかな？」と思って、先輩や店長に相談するじゃないですか。たいがい「いいじゃない。まずやってみなよ」と答えてくれるんですね。言っても僕、まだ入社7か月なのにですよ？（笑）

お言葉に甘えて、今僕は『ずぼら飯レシピ（@plus_easyfood）』というX（旧Twitter）アカウントをつくって、料理レシピを紹介しているんです。

ほら、キャストさんて忙しい方が多いでしょう。副業という方は少なくないし、仲にはシングルマザーで、子育てもありながら「朝昼晩のメニューに頭を悩ませて」なんて方もいます。

幸い僕は飲食が長かったですから、頭の中に“パパッとつくれて、洗い物も少なくてウマい”というレシピがいくつもあります。それを写真やブログを添えて公開しているんです。

更に店舗でイベントとして、キャストさんに料理を提供したりもしています。口にして「おいしい」と言われればやっぱり嬉しいし、Xのポストから「私もつくってみた！」という声を聞くと、少なからず「自分の職歴も役に立ったのかな」と思えますよね。

店長に、エリアマネージャーに。意欲でステップアップがかなう

だから僕に限らないですよね。お若い方の入社も大歓迎ですけど、30代40代で、“畑違い”の仕事をしてきた方も、この社風なら十分ご活躍できるし、色んなことができるのかなと。

僕自身、デリヘルに来て自分が包丁を振るうなんて、夢にも考えませんでしたから（笑）。

たぶん店長や社長の根底に、「再チャレンジを応援したい」という思いがあるんでしょうね。だからこそ一見業務とは関係のないような提案にも、「やってみなよ」という後押しをもらえるんです。

せっかくここまで働きやすいですから、いずれ店長に、エリアマネージャーに、その先の統括にという希望ももちろんあります。新規出店も新たなブランドも“常に”というグループなので、やる気さえあればステップアップもかなうでしょう。

不思議ですよね。この4月には失職して落ち込んでいたはずが、こうして夢を語れているし、それを実現できると信じられてもいる。

あらためて自分は「人に恵まれている」と感じるし、この“輪”は広げていきたい。僕もみんなもサポートは惜しまないので、「ぜひご応募を」というのが、正直な気持ちなんです。

（インタビュー：新海亨）

取材後記

執筆者

藤野 りさ

新海とのお話を伺って、既にグループ展開するほどの基礎・土壌があるからこそ、新入社員に“自由”が許されるのだと感じました。前職がこれほどまで活きるのは、心強いですよね。まさに“再チャレンジ”にふさわしい職場だと思います。