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総合職(店長・幹部候補)】田中一朗さんのインタビュー記事

2019年入社

田中一朗 (38歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:商社営業

2024.12.12

九州初上陸のソフトサービス店は、8時間で帰れちゃう。しかもわずか5年で部長に?!

この記事のポイント!

  • “いきなり”高収入なわけじゃない。だからこそ信用できた
  • “普通に”やれば覚えられる仕事。ソフトサービスという利点も
  • 早くも熊本2号店?! 嬉しい悲鳴でスタッフ大募集中!

20代で中国に渡り、貿易に従事。ところが10年を過ぎた時……

僕は高卒なんですよ。一度中退して、通信制を出てという流れ。その後しばらくはニートをしていました。

転機となったのは、21歳か2歳の頃でしたか。中国の大学に通っていた友人が、卒業後貿易を始めることになって。「一緒にやらないか?」と誘ってくれたんです。

で、若いだけに単純ですから(笑)、「おもしろそうだな」と。中国に渡って、日本向け商品の発掘、買い付け、販売などを行うようになったんです。後には国内企業からの依頼で、仕入れをするようになりました。いわゆる商社ですね。

ただやがて10年が過ぎ、パスポートの更新で帰国した時に、「もう1度中国に行くのは嫌だな」と思っちゃったんですよね。次にまた10年となったら、僕は42歳になっている。異国の地で骨を埋める覚悟は持てませんでした。

言うほど収入も良くなかったんですよね(笑)。2か月ほど悩んだものの、最終的には友人に電話を入れました。

「ごめん。もうそっちにはいけない」

“いきなり”高収入なわけじゃない。だからこそ信用できた

それでなぜこの業界に、というのは、本当にたまたまです。ナイトワークという発想自体まったくありませんでした。

ネットで検索をしたら、なぜかウチのグループに辿り着いたというだけなんですね。今となっては、どのワードが引っかかったのかも覚えていないぐらい。

帰国したばかりだし、自分に合いそうな職場なら、業種はなんでも良いぐらいの気持ちでした。転職先候補の1つのつもりで、求人に応募してみたんです。

とは言え僕には風俗店の利用経験さえないし、面接場所は新宿の歌舞伎町。なんとなくコワいイメージはありました。でも当時の部長に会うと、良い意味で全然(笑)。「あ、優しそうだな」と。お店の雰囲気もすごく良くて。

それにこういう言い方はあれですけど、話に誠実さが感じられたんですね。

「いきなり高収入というわけにはいかないけど、普通に働いてくれれば出世していけるから」

そもそも広告も誇大ではなかったですし、何より“残業はほとんどなく、8時間で帰れる”というのも魅力でした。寮もあって、住まいにも困らない。他も受けてはいたんですが、「ここだな」と。お世話になることを決めたんです。

“普通に”やれば覚えられる仕事。ソフトサービスという利点も

働いてみて? うーん……こういう言い方はあれですけど、正直ラクですよ。いや、ラクと言うとさすがに怒られちゃいますね(笑)。難しくないです。当たり前にやっていれば覚えられることばかりだし、慣れます。

フロントで接客をして、Webサイトを更新し、キャストさんをサポート。細かいものは多々ありますけど、主な業務はこれぐらいですよね。

ソフトサービスな分働くハードルが低いので、キャスト在籍数も確保しやすい。キャストさんもメンタルも安定させやすいのか、ギスギスした環境でもないんです。

また“幾ら稼ぎたいか”というのも個々それぞれなので、ウチはノルマも一切設けていません。彼女達から「なんとかご指名を増やしたい」とか「リピーターが少なくて」と相談を受ければ、もちろん全力で乗りますけどね。

なので“コツコツとマジメに”ができる方は強いですよ。まず遅刻ぜずに来て、元気よく挨拶し、お客様へのご対応は明るく丁寧に。こんな形で目の前の業務にきちんと向き合える方は、確実にステップアップしていけるはずです。

早くも熊本2号店?! 嬉しい悲鳴でスタッフ大募集中!

事実5年経った現在では、僕も部長です。上が“給与を上げてやりたい”と考えてくれているので、しっかり成果を示せば、立場と収入は後から付いてくるというイメージですね。すぐ転職しちゃうのは、ゼッタイ損です(笑)。

あとは戦略ですよね。事業としてソフトサービスに目を付け、ニーズを掘り起こした視点は、自分から見ても「すごいな」と思います。

実際入社時の3店舗が、今や全国に20店舗ですから。上司や先輩達のおかげで、自分の今もあるというのが実感なんです。

11月にオープンした『熊本しこたまクリニック』も好調です。僕も何度か店舗の立ち上げには関わったんですが、こんなに盛況なのは初めてですね。周りに同種の業態がないので、若年層を中心に注目を集められたのかなと……。

おかげさまで、来年にはまた熊本に新店オープンが決まっています。人気がありがたいのと同時に、スタッフ不足で嬉しい悲鳴を上げている感じですね(笑)。

“全員8時間で帰れる”は社是なので、これからも変えません。だからこそご興味をお持ちいただけた方、ぜひお力を貸してください。今後も出店は続くので、実力次第でスピード昇格も全然ありますから。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

“基本的に勤務は8時間”だけではなく、“会社飲み会”等もないとのこと。体育会系な雰囲気やブラックな環境は、徹底排除されているそうです。
12時間13時間の勤務じゃなくても、リーズナブルな単価のソフトサービス店でも、こうして多店舗展開していけるんですよね。経営のヒントも隠されているお話だと感じました。

プロフィール

田中一朗

総合職(店長・幹部候補)

(前職:商社営業)