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総合職(店長・幹部候補)】竹内正樹さんのインタビュー記事

2017年入社

竹内正樹 (33歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:営業職(貿易商社)

2019.8.20

商社マンから風俗店員に。これこそ自分が、求めていた仕事だった

この記事のポイント!

  • お店はオフィス街に。イメージとのギャップに驚く
  • 高級店ならではの心づくし。“窓口”として、学びは必要
  • 出世も高収入もスピーディ。こんな場所、他にあるだろうか?

商社マンが、なぜ風俗に。……刺激が欲しかった

以前は貿易関係の仕事をしていました。いわゆる商社マンですね。英語?(笑) 書けますし、ゆっくりだったらリスニングもできますよ。

12年間、その商社に勤めたんです。給与は悪くなかったし、安定してましたからね。

なのになぜ転職をという話なんですけど、一番は、刺激が欲しかったんですよ。毎日流れ作業みたいに続く日常を、味気なく感じるようになってしまって……。

どうせなら普通じゃないことをと思って、この業界の仕事を探し始めたんです。そして色々見ていくうちに、“高級店”というワードが目に止まったんですね。

「デリヘルで高級店て、どうなんだろう? 何が違うんだろう?」

きっかけは、単純な興味でした。31歳で、独身。まだ、新しい世界を見られるかなって。

お店はオフィス街に。イメージとのギャップに驚く

知人のいない業界だったんで、正直不安はありました。イメージも先行しちゃってたんですね。「風俗店の多いところって、治安も悪いんじゃないか?」みたいな……。

でもいざ面接に行ってみたら、お店はオフィス街にあるし、通された部屋だって、一般企業と変わらない。「あ、そうなんだ」って。

このギャップで、ますます興味が湧いたんですね。高級店だからなのかなとか、どんな客層なんだろうとか、何よりどんな女性が勤めているんだろうとか。

この目で確かめてみたくなったんです。

気も張り、スリリング。これこそが求めていた日々

興味のままに、仕事は何でもやっています。電話受付、ウェブ更新、女性のマネジメントに、顧客管理。たくさんの業務の中で一番やりがいがあるのは、やっぱり新規のお客様へのご案内ですね。さらにそれがリピートに繋がっていくと、嬉しさも倍増します。

ウチのお客様は8割が会員の方なので、売上は安定していると言えば言えます。でも例えば、大阪は出張でご利用される方も多いですから、日曜祝日なんかは集客もにぶかったりするんですよ。じゃあそこをいかに、新規のお客様でカバーするのか。

Webサイトのプロフィール欄を書き直したり、電話口でその時にしかない情報をお伝えしたり、話術を駆使して深いコミュニケーションを取ったり……。アプローチに工夫を凝らすわけですけど、これがすごく楽しいんです。

まずは興味を持っていただくのが大切ですよね。例えば医大生だとか、呉服屋さんに勤務していただとか、こういう情報の記載がサイトにあれば、お客様はページに目を留めて下さいます。

次に出番となるのが、電話応対。補足説明というより、自分の印象を率直に伝えます。お客様の反応がイマイチだったら、「こんな女性もいますよ」と逆に提案してみたり。

毎日、すごく気も張りますよ。でもこれこそ刺激的で、自分の求めていたことだなと感じるんです。

高級店ならではの心づくし。“窓口”として、学びは必要

エラそうにこんなこと言ってますけど(笑)、最初はミスもたくさんありました。本来今日の予約を別の日と勘違いして、お客様、女性、お店と、ぜんぶに迷惑を掛けてしまったことまであって……。

ウチは1本の単価が高額ですから、逃せばその分ダメージが大きい。文字通り、1人ひとりのお客様が大切で、丁寧な仕事が要求されるんです。だからこの時はもう、平謝りですよね。それからは復唱にメモ、再チェック、二度と同じことがないようにと心掛けました。

高級店だけに、お客様は富裕層、在籍の女性も高学歴だったり育ちが良かったりと、“お嬢様”という方が多いです。接客にもケアにも、それなりのものが要求されるんですね。月並みですけど、おもてなしの気持ちが大事です。

カスタマーセンター、高級ホテル、色んな業態の電話応対や接客を参考にして、質の高い接客を心掛けています。まず僕らが、窓口ですからね。

出世も高収入もスピーディ。こんな場所、他にあるだろうか?

おかげさまで、1年半で店長の役職をいただけたんですが、全然早くないですよ。むしろ遅い。半年で店長になれた方もいますから。

チャンスがすごく多い環境ですよね。それに年齢も学歴も地位も関係なく、誰もが上を目指せる。なかなかこんなにスピーディに、出世や高収入を狙っていける場はないんじゃないかな。

今後はもっともっとスタッフや女性のマネジメント力を磨いて、さらに売上を伸ばしたいですよね。僕、企画力とか発想力が弱いんで、そこの力ももっと付けたい。

……欲を言うと、この辺をサポートしてくれる方が入社して下さると、ありがたいですけどね(笑)。そして一緒にステップアップしていけたら、最高です。

(インタビュー:新海亨)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

安定を捨て、刺激を求めて風俗業界に。「もっと早い方もいる」とご謙遜でしたが、店長への階段を駆け上がるストーリーは、まるで映画のようでした。でもその裏には、丁寧な電話応対、Webサイトの工夫を始め、様々な努力のあったことが分かります。きっともっとずっと、上に行く方なのでしょう。登りつめた時、またぜひインタビューに。そんな風に感じた取材でした。

プロフィール

竹内正樹

総合職(店長・幹部候補)

(前職:営業職(貿易商社))

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