【総合職(店長・幹部候補)】金只学さんのインタビュー記事

2015年入社
金只学 (34歳)
総合職(店長・幹部候補)
前職:編集アシスタント
2019.10.4
成功しても、失敗しても“なぜ?”。上に行くために必要なのは、考える姿勢
この記事のポイント!
- 大切なのは、お客様と女の子との“バランス”
- 女の子は、お金だけで在籍してくれるわけじゃない
- 「本指名すごい」。そう思っているだけでは、上に行けない
最初のデリヘルは、長続きせず。もし、今なら……
僕が最初に就いた職は、ファッション雑誌の編集アシスタントでした。オシャレ好きが高じて、デザインだったりファッション雑誌の構成とかに興味を持ったんですね。
だけどお給料も少なかったし、拘束時間も長かったんです。納期のこともあって、朝まで帰れなかった日もありました。「これは現実的に考えて続けるのは無理だな」となって、結局1年ぐらいで辞めてしまったんです。
その後は、高い時給に惹かれてキャバクラのボーイもしましたし、派遣でパチンコ店でも働きました。結構ブラブラした後に、デリバリーヘルスで働き始めた感じです。
小さなお店でしたけど、初日のことはよく覚えていますね。何もわからなくて、ただただ先輩たちの忙しく歩き回る姿を見て、目を丸くしていた気がします(笑)。
この世界にいざなってくれたお店ですから、感謝もあるんですけど、正直全然稼げていないお店でした。
「このままこの店にいたらダメだ」
そう思って、知人のいる『パッショングループ』に転職を決めたんです。もし、もう少し自分に経験があったら、「こうしましょうああしましょう」って、先輩や上司に言えたんですが、まだ自分がそこまで行っていなかったんですね。
何もできなかった自分が、今では悔しいです。
大切なのは、お客様と女の子との“バランス”
入社4年を経て思うのは、この仕事にいちばん大切なのは、お客様と女の子の“バランス”だということ。
お客様だけに丁寧な対応をしてもダメですし、女の子だけに優しくしてもダメなんです。「うまくいかない」と嘆くスタッフって、たいがいどちらかがおろそかになっているんですよ。
自分が日ごろから意識しているのは、喋り方です。
まずお客様に対しては、とにかく「分かりやすく、丁寧に、機械的にならず感情を込めて」ということ。業務的に「はいはい」って対応するのと、相手に見えはしないけど頭を下げて、心を込めて対応するのとでは、お客様への伝わり方が、全然違うんですよ。
女の子は、お金だけで在籍してくれるわけじゃない
女の子に対しては、意識的に話すスピードをゆっくりにしています。こうすることによって、女の子も話しやすくなるし、僕の側は会話の中で、より“考える”という作業を増やすことができます。吟味して、的確なアドバイスができるんですね。
あとはそこからいかに、女の子の「仕事やってやるぞ!」というテンションを上げるかです。難しいのは、一概にオールマイティにできればいいんですけど、人同士なんで、合う合わないがあるし、個々に考え方も違います。誤解されている方もいますけど、女の子はお金だけでお店にいてくれるわけじゃないですよ。
逆に他と条件を比較した時に、“人間関係が良い”“居心地が良い”ということで、在籍し続けている子もいるんです。だからこそ、1人ひとりにしっかり向き合うことが大切なんですね。
「本指名すごい」。そう思っているだけでは、上に行けない
この仕事のやりがいですか?
僕の場合は数字ですね。数字って、接客や女の子のケアの結果ですよね。その数字が伸びると、やっぱりテンションも上がります。
最初は見様見真似しかできないし、それで良いと思うんです。ただ女の子に報いたい、自分の稼ぎだって増やしたいと考えると、「自分の力でこそ売上を伸ばそう」というのを、意識するようになるんですね。
女の子に新たに本指名が付くと、単純に「あ、すごいな」って思います。これが普通のスタッフですね。次の段階に行くためには「何で付いたんだろう?」って考えなきゃダメです。
女の子の接客が改善されたんじゃないか、それは自分のアドバイスだったんじゃないか、サイトのプロフィール欄を書き直したからじゃないか、写メ日記の効果かも……。
さらに良いのは、理由がすぐわかることですよね。「アレとアレは良かったんだな」という形で。グループで売上の良い店長に聞くと、必ずその理由が分かっていますよ。“なんとなく”では、どんな商売も成り立たないんです。
ツラい時だってある。でも、その時にこそ成長が
色んな方を見ましたよ。すぐ辞めてしまう方、続けられる方……。お金で続ける方もいるし、そこではない人間関係を最重視して続けている方もいます。
そのどちらもあって良い。というか、両方いるのが良い組織なんだと思うんです。
僕ですか? 僕は……、やりがいと人間関係かな。特にグループの部長はものすごく素晴らしい人だと思うんですけど、こういうの、実は部長嫌がるんですよ。自分が褒められるの好きじゃないんですね(笑)。なので、それはここでは伏せます(笑)。
「ツラいな、辞めたいな」と思ったこともありますよ。特に入って最初の1年ぐらいは、自分のがんばりと結果が結びつかなくて、苦しかったのを覚えています。
でも小さいことから積み重ねる。悪い結果も良い結果も原因を考える。そのクセを付けてからは、自然と売上も伸びたんです。そこからは、めちゃくちゃ楽しくなりました。
振り返ると、ツラいと感じたその時期に、人って成長しているんですよね。部下を見ていてもそう思います。ぜんぶ糧になる。結局そう信じられる人が、いちばん強いのかもしれません。
(インタビュー:徳山央樹)
取材後記
プロフィール

金只学
総合職(店長・幹部候補)
(前職:編集アシスタント)