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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】津川健太さんのインタビュー記事

2021年入社

津川健太 (38歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:風俗店経営(個人)

2022.9.7

「あなたは成長できましたか?」その一言で自分の仕事観を見つめなおし、全ての関わる人に感動を届ける。

この記事のポイント!

  • 俗にいう“悪質店”だった個人店時代
  • コロナで廃業。自分は何も成長できていなかった。
  • 【全ての関わる人に感動を届ける】その経営理念が仕事を面白くしてくれた

ダミー店。騙し。お店をつくっては潰してを繰り返した個人店時代

アインズグループに入社したのは去年の2021年です。ちょうど新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、個人でやっていたデリヘル店がどうにもこうにもいかなくなってしまって……。

転職をして今までの自分のやり方が本当に恥ずかしいと思うようになったのですが、私が以前やっていたお店って『完全新規顧客』しか狙わない、いわゆる“騙し”のお店だったんです。

在籍もしないダミーの女性写真をたくさんアップして、問い合わせを集めるんです。「全然違うじゃん!?」ってなっても、ほとんどの人は結局お金を払ってプレイしてしまうんですよ。

一定期間経つと悪い噂が流れ始めるので、店舗を潰して新しい店を作るんです。そこでまた同じことをします。そんなことを6年くらいやっていました。

コロナ前まではそれでなんとかなっちゃってたんですよ。でも観光客や出張のお客様が大阪に全く来なくなってしまって、どうしようもなくなってしまったんですよ。

「これはもう無理だ……。」と思い、転職を決意しました。

「なにも成長できていなかった」仕事観が180度かわった面接

働くなら母体の大きいグループの方がいいかなと思い、アインズグループに面接へ行きました。

求人や営業の広告媒体をみても出稿量がすごいし、知り合いの代理店さんから「アインズはコロナ禍でもめっちゃ儲かってるらしいで」って聞いていたからなんです。

その面接が私の仕事に対する考え方を180度変えるターニングポイントになったんですよね。

面接を担当していただいたブレンダVIP社長の山下が、
(山下さんの記事はコチラ

「津川さんがやってきたことは褒められたものではないけど、6年も続けられるということは、ビジネスとしてひとつの正解なのかもしれないですね」

「ただ、それであなた自身成長できましたか?」

まさに雷に打たれたような感覚でしたね。芯の部分を突かれたなと思いました。

自分自身、確かに誰かから賞賛されるような仕事のやり方ではないことはわかっていたんですけど、売上は上げていたし結果も出していました。でもただ、それだけだったんですよね。

お客さんを騙して、女性にも嫌な思いをさせながら働いてもらって、うまくいかなくなったら潰してまた同じような店をつくる。そこにはなんの工夫もなければ、創造もないんです。

“稼いだお金の額=自分の成長”と勘違いしていた自分は、コロナという予期せぬ事態に全く太刀打ちできず、ただただ立ち尽くすことしかできないくらいの能力だったってことです。

三方良しの精神。アインズグループの神髄

アインズグループの経営理念に【全ての関わる人に感動を届ける】というものが一番にあります。

要するに、利用するお客様、働く女性、働くスタッフのすべてがWinになるように考え、行動するということです。同業から転職してきて思うのは、やはりここがアインズグループの強みなんだなって改めて思います。

お客様の要望を叶えすぎようとすれば、女性に無理なお願いをしなければならないですし、女性の機嫌を取るような形でわがままを聞いていれば、お客様に満足してもらえるサービスにはならないことが多いんです。

また、お客様ファースト、女性第一主義に徹すれば、間違いなく現場のスタッフは疲弊していきます。

この業界で働いたことがある人にはこの難しさ理解してもらえますよね(笑)。おそらく正解はないんだと思います。その時、その状況でみんながWinになるためにどういう判断をしないといけないのか常に考えないといけない。

ただ、企業理念として働くスタッフ全員が【全ての関わる人に感動を届ける】と思って仕事をしていれば、バランスはあれど、大きく間違うことをはありません。

アインズグループのブランド力はこういう小さな積み重ねで出来ているんです。

全ての関わる人に感動を!! アインズきっての高級店からグループを成長させたい

今、私は『クラブマリア』というデリヘル店で働いています。価格帯でいえば60分30,800円(税込)なのでジャンルでいえば高級店に分類されます。

コンセプトは、高身長でモデルやCA、秘書などといったステータスの高い女性と遊べるというお店になります。

たしかに高い価格設定ですけど、それ以上の価値を感じてもらえればまた必ずリピートしてもらえるんです。そのために日夜、スタッフ同士はもちろん、働く女性キャストとコミュニケーションをとりながら試行錯誤の連続です。

繰り返しになりますが【全ての関わる人に感動を届ける】という理念のもと、私たちができることを精一杯やってる感じです。

転職して一番変わったことは、仕事が楽しくなったことです。

お客様に喜んでいただける。女性が自分の魅力を最大限発揮して稼いでいただく。そんな当たり前のことなんですけど、こんなに嬉しいことなんだなと。

自分のやった仕事がお店の血となり、肉となり……。少しづつかもしれないけど、お店を、そしてグループを大きく成長させていっているなという実感があります。もちろん自分自身も!!

取材後記

新海 亨

執筆者

新海 亨

正直なところ、誰かを騙したり、褒められるような方法ではない運営をしている風俗店は今でも少なからずあります。(本当に残念ですが……涙)ビジネスはお金儲けかもしれませんが、それはあくまでも一側面でしかなく、誰かを幸せにすること、笑顔にすることもビジネスの大事な一面なんだなと思った取材でした。

プロフィール

津川健太

総合職(店長・幹部候補)

(前職:風俗店経営(個人))

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