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SEASONS369(五反田)【一般職(内勤・スタッフ)】山本真司さんのインタビュー記事

SEASONS369(五反田)

2022年入社

山本真司 (52歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:電気機器製造業

2023.2.23

51歳。未経験入社……。でもそれはマイナス要因ではなく、むしろプラスだった

この記事のポイント!

  • 娘と同じ年頃の女の子達。コミュニケーションを取りやすい
  • 厳しい店長と、フォローするオジさん。すごく良いコンビ
  • サービス単価が高いから、頑張れば見返りが大きい。昇給も早い

高校卒業から電機メーカーで23年。バブルと斜陽、両方を経験

はじめまして。寒いですねえ、今日は。インタビューは、はい。先日ウチの店長の記事を読みました。まあ随分くわしく、人生のところまで掘り下げてインタビューされるんですね(笑)。

出身は群馬なんですよ。高校卒業後、すぐに地元の機械製作所で働き始めました。中堅の電機メーカーですね。スーパーなんかに置く業務用冷蔵庫の製造に携わって。

そこで23年。入る時は日本経済と共にバブル期、後年は業界全体が傾いて、斜陽の時期という感じでした。しまいには会社の業績が悪化して、大手に吸収されることになってしまって。

ただそこで積んだキャリアが活きて、すぐ自動車関連の会社に再就職できたんです。4年を過ごし、やがて係長にまでなったんですが。

恐らくご想像がつきますよね(笑)。自動車産業も厳しくなって、仕事がなくなってしまったんです。

「困ってる」と言われれば、金を貸してしまう。それが結局……

その後は会社経営を志したりしたんですが、うまくいったとは言えません。振り返れば僕もバカだったなと。昔から彼女や友人が「困ってる」となったら、平気でお金を貸してしまうところがあって……。

返済されなかった貸金もたくさんあります。結局それが自分の首を絞めることにもなっちゃったんですね。最後は手元に何も残りませんでした。

まあでも不幸中の幸いというか、離婚後男手一つで育ててきた娘が、成人を迎えていました。失うものはもう何もないんだし、「これを機に」という形で、東京に出てみることにしたんです。

転職の決め手は「やりましょうよ」の言葉。職場の雰囲気

それでなぜ『SEASONS369』に、というのは、知人の紹介なんです。「こちらで働く気があるなら」って、店長と面接の機会を頂きました。

そして店長は、50代の僕の経歴を聞いて、開口一番「やりましょうよ」と言ってくれたんですね。彼も人生に紆余曲折があった方だから(笑)、共感とまで言うとおこがましいですけど、きっと「一緒に頑張ろう」とか「やりなおせるよ」みたいに思ってくれたんじゃないかなと。

さっきも言ったように、僕自身は「ゼロから」ぐらいの気持ちで上京していました。正直業種は何でも良くて。

なのでせっかく頂いたご縁だし……何と言うのかな、店長の人柄とか職場の雰囲気に触れた時に「いいかも」と思えたんですよね。伊達に年は食っていないんで(笑)、その辺りの自分の勘には自信がありました。もう他を見ることもせず、「お世話になろう」と決めたんです。

娘と同じ年頃の女の子達。コミュニケーションを取りやすい

入社後は雑用や電話を取るところからですね。最初は驚きましたよ。引っ切りなしに電話が鳴って。

他にもお店があるからでしょうが、五反田のホテルに空きがないなんてことまであって、「すごいな」と。やっぱり群馬とは違います(笑)。

並行してWebサイトの更新や入力を教わって。この業務は初め苦手意識もありましたけど、毎日のことですからね。何とかなるもんです。

3か月もすると一通りの業務は覚えられて。次に女の子のシフト管理や『写メ日記』のお願いなんかもするようになりました。……皆さんつまづくところ? そうなんですね。ここは僕は、それほど苦労はなかったかな。

年が離れているからじゃないですか。僕の娘も彼女達と同世代の21歳。自然に親目線で「頑張れよ」「大丈夫かな」って、そんな感じになっちゃいますよね。ちょっと疲れた表情を見せていると、「ちゃんと寝てる?」とか「食べてるのかな」なんてね(笑)。

向こうも話しやすいんだと思いますよ。アラフィフで良かったことの1つかもしれません。

厳しい店長と、フォローするオジさん。すごく良いコンビ

逆に店長と僕とで、すごく良い役割分担ができている気がします。

ここはお店の方針として、遅刻や当欠(当日欠勤)なんかには厳しい、というか“当たり前のことを当たり前に”という運営なので、ときには店長が女の子にキツいことも言うんです。決して“なあなあ”ではない。

だけどみんな人ですからね。誰だって言われてすぐは凹むし、「何だよ」って拗ねちゃうのはフツーのこと。そこでオジさんの出番なわけですよ(笑)。

「まあまあ。店長だって憎くくて注意してるわけじゃない」
「自分がお客さん逃しちゃうのを、心配してくれてるのもあるはず」
「この前は褒めてたよ。“この子ならできる”と思うから言ってるんじゃないかな」

甘くはない店長と、フォローする僕と。自分達で言うのもなんですが、この7か月すごく良いコンビでやれているのかなと。

実際キャスト在籍数はしっかり確保できて、売上は伸び続けています。新店オープンも予定しているので、今はとにかく人手が欲しい。ほんとに猫の手も借りたいぐらいです(笑)。

サービス単価が高いから、頑張れば見返りが大きい。昇給も早い

この業界はサービス単価が高いので、こうして頑張っていれば、きっちり自分にも見返りがあるのが良いですよね。やりがいになる。

僕も昨年7月に入社して、すぐ試用期間を終えて正社員になって、12月にはもう昇給を果しました。

この時期になると、ニュースで春闘の様子が流れるでしょう。で、給与のベースアップが7,000円だ8,000円だっていうところで大騒ぎしているじゃないですか。ウチはそんなものじゃないですからね。“やったらやっただけ”の成果を見てくれます。

店長になれば月給50万円60万円という数字も見えてくるので、まずはそこを目指そうかなと。この年でもまたこんな風に思える。人生に前向きになれる。ありがたいですよ。ご縁には感謝しかありません。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

電機メーカー時代は、自分の働きがどう会社の利益になっているのか、意識できなかったと山本さん。今は1日の売上、月の売上という形で、自分のやったことが“数字”として目に見える。特に今お店は上り調子なので、毎日おもしろいとのことでした。
……成長企業ならではの実感ですね。あやかりたい(笑)。

プロフィール

SEASONS369(五反田)

山本真司

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:電気機器製造業)

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SEASONS369(五反田)

デリバリーヘルス(デリヘル)

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企業名 SEASONS369(五反田)
業種 デリバリーヘルス(デリヘル)
事業内容 ・無店舗型風俗店の企画、運営 ・Webメディアの企画、運営

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