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SEASONS369(五反田)【総合職(店長・幹部候補)】太田卓さんのインタビュー記事

SEASONS369(五反田)

2021年入社

太田卓 (40歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:キャバクラオーナー

2022.12.16

不登校の少年がいつしか経営者。“普通に仕事”の姿勢があれば、誰もが上に行ける世界

この記事のポイント!

  • 一旦離れたナイトワーク。だが“費用対効果”を考えた時……
  • “経営者目線”で業務効率化。社会人経験が活きるのがこの仕事
  • “当たり前のことを当たり前に”。女の子はわかってくれる

高校中退後、17歳で社会人に。やがて「このままじゃ」と上京

出身は新潟です。小中高と、ずっと不登校で過ごすような子供でした。理由? 何ででしょうね(笑)。今思えばちゃんと通っても良かった気もするんですが、勉強が嫌いとか友人関係がうまくいかないと言うより、何のために学校があるのか、よくわからなかったんだと思います。

結局17歳で高校を中退。建設現場で働き始めました。転機になったのは25歳の時ですね。

「このままじゃヤバい。何もせずに人生が終わってしまう」

地元ってラクなんですよね(笑)。仲間内で甘え合って、惰性で生きられちゃう。一方でその先30代に入れば、体がキツくなってくるでしょう。そこで後悔しても遅いよなと……。

思い切って上京して、キャバクラのボーイになりました。先に友人が働いていたのと、寮があったのが大きいですね。学歴も経験もない自分ですから、「雇ってくれるなら何でも」という気持ちもありました。

振り返ると僕は運が良くて。店の女の子とのやりとりからマネジメントを学び、先輩から経営のイロハを教わりという感じで、結果は大成功だったんです。7年の間に店長になって、独立まで果しました。

一旦離れたナイトワーク。だが“費用対効果”を考えた時……

やがて32、3歳の頃ですね。親が病気したこともあって、一旦地元に帰ったんです。キャバクラとガールズバーのオーナーになりました。

ところが冒頭の話に戻っちゃいますけど(笑)、やっぱり田舎ってユルいんです。

食えなかったわけじゃないですが、収入うんぬんより、スタッフにしても女の子にしても「こんなもので良いか」という働き方なので、こっちもつまらなくなっちゃうんですよね。張り合いがなくて……。

2年で店は閉めて、再び上京することにしたんです。建設系の会社を3、4年経営して、その後蒲田で居酒屋の店長をしました。ただ、これはもう僕の性分なんですかね(笑)。もうすぐ40代に入るとなった時に、また色々考えちゃって。

ナイトワークって稼ぎがデカいんですよね。お客様単価を考えた時に、費用対効果が全然違う。特に居酒屋で、あらためてそれを感じました。馬車馬のように働いて、1日の終わりに売上を見た時に「こんなものか」と思うことが多かったんです。

とは言え、もう体力的にキャバクラに戻るのは難しい年齢です。同時に僕は、オーナー然として椅子にふんぞり返っているより、現場が好きではあるんですね(笑)。総合的に考慮して、デリヘルはどうかなと。

幸いご縁を頂いて、これまでの自分の集大成のつもりで、『SEASONS369』に入社しました。ちょうど1年前のことです。

“経営者目線”で業務効率化。社会人経験が活きるのがこの仕事

実際「この歳でここに来れて良かった」というのは、強く感じます。スタッフの内から“経営者目線”でものごとを見れたので、色んなムダに気づけたんですね。

例えば一通り仕事を覚えて、3か月目ぐらいだったと思います。オーナーに相談して、お店に各営業媒体の自動更新ツールを導入しました。最初はWeb媒体の1つひとつに作業が発生する毎日だったんですが、「そう言えば、確か今は自動化できたよな」と。

半年目には電話の管理も同様に自動化。CTIを入れました。それまでは、掛かってきた電話番号を一々エクセルに入力して顧客管理していたんです。考えられないですよね(笑)。

これがもし社会人1年目だったり、キャバクラでボーイをしていた頃の自分だったら、「そういうものか」と思って、ただひたすら事務作業に追われていたはずです。曲がりなりにも社長を経験していたことで、「ここはもっと楽できるはず」と気づけたわけですよね。

そしてこれは僕に限りません。営業、事務、プログラミング、電話オペレーター、写真のレタッチ、車の運転……。2、3年も社会人をすれば、皆さん何かしら前職のスキルがあるでしょう。

何も経営者目線じゃなくても経験は活かせるし、“気づき”によって職場の働きやすさだって変えていけるのが、デリヘルスタッフという職種かなと。業界未経験でも、決してゼロからではないんです。

“当たり前のことを当たり前に”。女の子はわかってくれる

仕事自体は決して難しくないですしね。この事業は何と言っても女の子の頑張りが支えなわけですけど、キャバクラに比べたら、接客面で要求されることは少ないと感じます。なので僕がお願いしているのも、“当たり前のことを当たり前に”ということだけなんです。

例えば当欠(当日欠勤)しちゃう子がいた時に、スタッフは「いいよいいよ」じゃダメ。ちゃんと理由は聞いて、続けばときにはキツいことも言う。お客様にご迷惑が掛かれば、お店だけではなくて、その子だって困っちゃうわけですから。

もちろん“その分スタッフも”がめちゃくちゃ大事ですよ。それこそ自分達は“ゼッタイに”遅刻なんかしない。女の子が出勤してくれたら「ありがとうございます!」で、何としてでもお客様を付けるぐらいの気合いで(笑)、電話を取るんです。

目配り気配りも大切ですよね。女の子に元気がなければ一言声を掛けて、「どうもご指名が付かないな」と思ったら、先回りしてアドバイスしてあげる。それを繰り返すんです。

大概の女の子はわかってくれますよ。僕らの背中を見て「頑張ってくれてる。私も」となるものなんです。“信頼関係”が生まれれば、もうこちらから言わなくても、シフトを出してくれるようになります。稼ぎたいのは、僕らも彼女達も一緒ですからね。

気持ち次第で上に行けるのがナイトワーク。僕は特別じゃない

ね。難しくないでしょう?(笑) 繰り返しになりますが、“当たり前のことを当たり前に”。それで良いんです。現に僕はここで9か月で店長、代表取締役になりました。

振り返ると、新潟の建築現場で働いていた自分が曲がりなりにも経営者として成功できたのも、心を入れ替えて(笑)、“普通に”仕事をするようになったというだけのことなんですね。

さっき触れた“気づき”だってそうです。長年の積み重ねの賜物というだけ。僕は全然特別な人間じゃありません。それでもコツコツと目の前の業務に向き合えば、上に立てるのがナイトワークの良いところかなと……。

実際ウチも試用期間が終われば月給30万円。店長ともなれば60万円70万円という月給だって十分可能です。その先で2店舗3店舗見られるようになれば、収入は青天井の世界ですよ。

特に『SEASONS369』はまだできてから間がありません。今後五反田以外にも出店を予定しているので、店長ポストはしっかり空いています。実力さえ示してくれれば、すぐにも店長をお願いしたいぐらいです。

大丈夫。今も言ったでしょう。僕がきっちり業務効率化もしておきましたから。まさに“入社時”ですよ(笑)。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

不登校少年の成功物語。聞いているだけで楽しい時間でした。太田さんのような話を伺うと「自分でも」と思っちゃいますよね。そしてきっと、思った時に実際に動けるかどうかが、その後の結果を左右するのかもしれません。
次回はぜひ、この記事を読んだ“新”店長さんに取材したいもの。その日を心待ちにしています。

プロフィール

SEASONS369(五反田)

太田卓

総合職(店長・幹部候補)

(前職:キャバクラオーナー)

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SEASONS369(五反田)

デリバリーヘルス(デリヘル)

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企業名 SEASONS369(五反田)
業種 デリバリーヘルス(デリヘル)
事業内容 ・無店舗型風俗店の企画、運営 ・Webメディアの企画、運営

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