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総合職(店長・幹部候補)】松本周也さんのインタビュー記事

2021年入社

松本周也 (34歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:ボクサー ⇒ 営業職

2023.5.21

プロボクサー成績1勝4敗。そんな僕が掴んだチャンスと成功。あなただって、きっと

この記事のポイント!

  • コンセプトと場所さえ間違えなければ、デリヘルは成功する
  • コミュニケーションは必須。稼げるだけでは辞めてしまう
  • 高学歴◎、元アスリート◎、業界未経験者◎、きっと活躍できる

プロボクサーとして19歳でリングに。しかし結果を出せず……

もともとはボクサーでした。高1だから16歳の時ですよね。『はじめの一歩』を読んで憧れて、地元熊本のジムに通い始めたんです。なかなかわかりやすいでしょう?(笑)

当時は本気の本気で「世界チャンピオンになりたい」なんて思っていて、高校卒業後すぐ東京のジムに。生活のためのアルバイト以外は、練習に明け暮れるという毎日でした。

ただ結果は出せなかったんですね。19、20歳とプロのリングに上がって、結局1勝4敗。特に最後の試合は減量もスパーリングもとことん自分を追い詰めて、血尿まで出るほどだったのに、負けてしまったんです。

「ここまでやってダメなんだ」

それなりに自信もあった分、絶望は大きくて。それに何と言うのかな……あの世界って、勝てないと人が離れていくんです。当然と言えば当然なんですが、デビューの頃は「頑張れ頑張れ」って応援してくれた人達が、挨拶もしてくれなくなる。相手にされなくなる。若い身にはそれがすごくこたえました。

営業職に。テレアポ⇒成果⇒収入増。“好循環”がおもしろかった

とは言え、これが良かったと言えば良かったんですね。この悔しさから、自分自身に対して「人は結果だ」と思うことができて。

プロボクサーの道を断念して、一番最初に就いたのは営業職。携帯電話やインターネットのご案内ですね。1日に500件とか電話を掛けてアポイントを取って、朝から晩まであちこち駆け回って……。

キツかった?(笑)  いやこれが、今も言ったように成果を出したいという欲があるので、楽しいんですよね。実際営業成績はすぐに全国トップになりました。

そうすると仕事もおもしろくなってくるので、成績はもっと伸びる。歩合給が付くから収入が増えて、更に頑張る。“好循環”そのものでした。

また振り返って自分でも驚くのは、終業後には僕、デリヘルでアルバイトまでしていたんですよね。練習がなくなったものだから、エネルギーが有り余っていたんです。「若かったなあ。元気だなあ」と思います(笑)。

コンセプトと場所さえ間違えなければ、デリヘルは成功する

その後色んな職を経験し、あらためて今デリヘル事業に関わることになったのも、この時の経験が大きいんですね。正直20代の掛け持ちバイト時代から、僕は風俗スタッフの仕事を「難しい」とか「理解できない」と思ったことがなくて……。

例えば営業職はこちらからアポイントを取らなければならない。でもデリは“掛かってくる”電話です。お客様は初めから“利用するつもりで”お問い合わせしてくださる。こういう言い方はあれですけど、これだけでも随分“ラク”だと感じるんです。

幸いご縁と独立支援を頂いて、『性の極み』の新店をオープンできるとなった時、僕には「コンセプトと場所さえ間違わなければイケる!」という手応えがありました。新横浜にはウチのような若いキャストさんのハードプレイ店はない。まさに打ってつけだと考えたんです。

現に新横浜店は、昨年の8月26日に開業して、損益分岐点を越えるまでにわずか4か月。その後も順調に売上を伸ばせているんです。

コミュニケーションは必須。稼げるだけでは辞めてしまう

エラそうなこと言ってますけど(笑)、当初は実は失敗もありました。特にキャストさんですね。なぜか定着率が低くて、帰り際に「明日もお願いします」と声を掛けた子が、黙って首を振り、次の日から来ないなんてことさえあったんです。

「なんでだろう? 何がいけないんだろう?」

電話は鳴っている。お客様を付けられる。つまり稼げるお店のはずなのに、いなくなってしまう……。

改善のきっかけは、あるキャストさんに怒られたことでした。

「ちゃんとコミュニケーション取ってよ!」

一回り歳の違う僕を本気で怒鳴りつけるキャストさんの表情を見て、「そうか」と。“稼げるだけじゃダメ”なんですよね。挨拶、サポート、ケア、普段の何気ない会話から生まれる居心地の良さ。そういうものがないと「来たい」と思ってもらえないと気づきました。

今思えば、僕には“感謝”が足りなかったんだと感じます。これ以降は「おはようございます」と挨拶する時から、「来てくれてありがとう」の気持ちで彼女達に接するようになりました。

売上続伸中。年内にもう1店舗、いずれ多店舗展開が目標

事実効果はあったんです。やっぱり気持ちって、態度や行動に表れるんですね。コミュニケーションばかりか、キャストさん達から様々な相談まで受けられるようになり、在籍数も定着率も上がりました。並行して売上もますます伸びて。

余勢を駆って年内にもう1店舗、いずれ多店舗展開していけたらというのが現在の目標です。そのためには何と言っても人が必要。今回インタビューをお受けしたのも、それが理由なんです(笑)。

高学歴◎、元アスリート◎、業界未経験者◎、きっと活躍できる

先ほども言ったように、この仕事に“難しい”はないですから、未経験の方でも全然問題ありません。ボクシングと営業しか知らなかった僕が、会社の代表までやれている(笑)。他の方にやれない理由なんてないですよ。

逆に僕みたいに、と言うと少しおこがましいですが、格闘技でも野球でもサッカーでも何でも、人生のどこかで一度スポーツを頑張った方は、経験が役に立つかなと。

練習って基本の繰り返しだったりするじゃないですか。仕事も同じで、才能や器用さというのはあまり関係なく、コツコツ業務を継続できる方が、最後に成功を手にしていたりするんですよね。そんな先輩を僕も、何人も見てきました。

その意味では、いわゆる高学歴で、「大学を出て黙々とサラリーマンをしていた」という方も強いと思います。まず受験勉強を継続してやってきたわけでしょう? 僕からしたら、それだけでも立派(笑)。

スポーツにしろ受験勉強にしろ、“小さな成功体験の積み重ね=大きな成果”という側面が強いと思うんですね。僕から見ると、それがある方とない方とでは、ものごとへの取り組み方も、成功の早さも大きく違います。

何より僕自身が人生を振り返って、そんな方々を応援したい気持ちもあって。また自分に寄せちゃいますけど、「あの時は」って、過去は良かったけど、今現状苦しいみたいな方もおられるでしょう。

「辛い」「たいへん」、そんな方々こそ受け入れて、花開き、活躍できる組織にしていきたいなと……。

とにかく声を大にして言いたいのは「過去は変えられませんけど、未来は変えられます!」

ウチの企業理念は“自己実現”なんです。「会社を通じて、各々がやりたいことを実現できるようににしたい!」  僕の本気の願いです。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

初任給は月給30万円。理由を問うと「せっかく業界にチャレンジしてくれたのに、それくらい出さないと申し訳ない」とのことでした。店長ともなれば収入は青天井。かつてご自身が本気で“世界”を目指したからこそ、くすぶる気持ちを抱える方、意欲のある方を応援したいそうです。“ゼロから”活躍できる場を探している方には、ピッタリの職場だと感じました。

プロフィール

松本周也

総合職(店長・幹部候補)

(前職:ボクサー ⇒ 営業職)

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