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総合職(店長・幹部候補)】伊藤佑輝さんのインタビュー記事

2019年入社

伊藤佑輝 (30歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:警備員、飲食店員

2019.9.24

ある意味で、“脱”吉原なお店。色んなことができる。色んな経験が活きる

この記事のポイント!

  • 真剣に仕事をしている方は、どこの世界でも、カッコイイ
  • もともとは電話が苦手。だから、対面接客が楽しい
  • お客様が感じる敷居をフラットに。キャストも協力してくれた

色んな業界を垣間見た。でも、見ていない業界が、1つだけ

以前は警備員をしていました。

色んな職業の方に出会いましたよ。警備って、1つの現場だけじゃなくて、あちこちに派遣されるので。

イベント会場や建築現場、商業施設からお金持ちの家のお庭番というものまでありました。

おまけに副業で居酒屋のアルバイトもしていたので、本当にあらゆるジャンルの職業を垣間見てきたんです。

でも「もう知らない世界はないかも」と思った時に、風俗業界にだけは触れていないことに気づいたんですね。収入も良いと聞くし、じゃあ思い切って、その扉を開けてみようかなって……。

業界入りのきっかけは、そんな感じでした。

真剣に仕事をしている方は、どこの世界でも、カッコイイ

偏見? それはなかったですね。警備員や居酒屋店員として色んな職業を見て、様々な人を知って、「真剣に仕事をしている人の姿は、どの職業であれカッコイイ」というのは常々感じていましたから。

逆に言うと、転職の条件も特になかったんです。明らかに誇大広告を謳っているお店でなければ、どこでも良いぐらいの感じで探しました。

もともとは電話が苦手。だから、対面接客が楽しい

最初に勤めたのはデリヘルでした。車の手配をするとか、内勤外勤限らず、人のサポートをするのは、その頃からすごく得意でしたよ。“縁の下の力持ち”と言えばいいですかね。思えば小中高と、よく“副”委員長的なものをやっていたので、その名残があるのかもしれません(笑)。

ただ、当時は電話が苦手だったんで、受付は苦労しました。人と話すことは好きなんですが、電話越しだと表情が見えない分不安で。今の僕からは、想像もできないとは思うんですけど(笑)。

だからソープランドに転職するに当たって、お客様と対面でお話できるのは、すごく良いなと感じました。

相手が見えるって、僕の中では大きいんですよ。実際働いてみても、お客様がスタッフをご贔屓にしてくださって、そこからリピートに繋がるという場合もありますから。

お客様が感じる敷居をフラットに。キャストも協力してくれた

今は6月にオープンしたこのお店で、店長を任されているんですが、おかげさまですでに軌道に乗りはじめています。

とにかくまずお店の認知度を上げようと、オープン3日目でTwitterをやり始めたんですよ。他にも最近できたLINEのオープンチャットを使ったりして、お客様が気軽に問い合わせのできる環境作りを目指しました。

僕たちがこの業界に入るのと同じで、案外お客様の側も、吉原にいらっしゃるのに敷居が一段高いのかなと思ったんです。だからできるだけその敷居を低く、フラットにしたくて。「こんにちは」ぐらいのノリで、自然体で訪れることのできる場にできたら最高ですよね。

集客が増えたのは、看板のキャストさんが育ってきてくれたことも大きいですね。Twitterや写メ日記に熱心なキャストさんがいて、そこからお客様が増えて……。そのお客様がさらに知人にご紹介くださって、新たなリピーターが誕生するというようなことも起こりました。

スタッフとキャストさんとの関係はすごく良いですよ。例えば店名が『アリスカフェ』なので、表にカフェ風の手書きの看板を置いているんです。毎日そこに、まず僕が色んなことを書くんですが、さらにキャストさんがかわいく装飾したり、キャッチ―な文言を追加したりしてくれるんです。

こういった、ある意味で吉原らしくないところも人気に繋がっているのかなと。カフェと間違って、大学生の女の子が入ってきたこともあるんですけどね(笑)。

色んな経験が活きる場所。その上で、資格も年齢も、関係がない

最近はTwitterからのお客様とのご縁も多いんですよ。

初めて会うお客様からもお土産をいただいたり、「伊藤さんでしょ?」と声をかけていただいたり。

嬉しいですよね。ときにはいじられてもいるんですが(笑)、僕がやってきたことが、ムダにはなっていないってことですから。

僕以外にもこういうスタッフが増えてくると、お客様もさらにご来店しやすくなるのかなと思います。SNSでの発信力がある方が入社してくださると、ありがたいですよね。

逆に言うと、ここは接客以外での経験も、しっかり活かせる環境にあるということなんです。その上で資格も年齢も関係なくチャレンジできますし、成果はきちんと収入として返ってくる。すごくやりがいがありますよ。

実際僕も全くの未経験者でした。「どんな世界か見てみたい」という好奇心だけで開けた扉だったのに、今店長としてこんなに燃えています。まだまだこれからですよね。

(インタビュー:徳山央樹)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

人と話すのが大好きという伊藤さん。インタビューからも、その“人懐っこさ”を強く感じました。常にお客様目線を忘れず、周りのスタッフやキャストさんのサポートにも気遣いを忘れない優しい人柄が、お店を支えているんでしょうね。まだオープンして3か月半。これから伸びていくお店の姿が、目に見えるようです。

プロフィール

伊藤佑輝

総合職(店長・幹部候補)

(前職:警備員、飲食店員)