【総合職(店長・幹部候補)】外山翔斗さんのインタビュー記事
2017年入社
外山翔斗 (27歳)
総合職(店長・幹部候補)
前職:カーディーラー
2019.3.18
テキトーだと思っていた風俗業界。働いて分かった『コスパラ』の“真面目さ”
この記事のポイント!
- ブラック企業、パワハラ上司。憧れていた業界はトラブル続きだった
- 「風俗で稼ぐ!」決意を胸に新潟から上京。初日は、体力勝負の現場に驚き
- やり甲斐はお客様からの感謝。全お客様にベストなマッチングを提供したい
休憩なしのブラック企業で働き続けた結果、全身に湿疹が
2017年7月に『コスパラ』に入店しまして、いまは統括マネージャー的なポジションですね。
ここに勤めるまでは、ずっと地元の新潟で暮らしていたんですよ。
マンガの影響で、バイクに憧れて、将来はそういう業界に入ろうと思っていました。なので、車の整備士学校に通っていたんですけど、在学中に、自分が整備士に向いていないことに気付いちゃったんです。
でも、一応車業界には属していたかったので、卒業後はタイヤを扱うお店に就職したんです。走り屋が集うお店だったので、仕事は楽しかったんですけど……。
オープンからラストまで通しで働いて、休憩は5分もらえるかどうか。残業代はもちろん出ないっていう、ブラックなお店だったんです。
1年は我慢して働いていたんですけど、ストレスが原因で、全身に湿疹が出るようになってしまったんですよ。さすがに続けられないなと思い、退職届を出しました。
パワハラ上司に耐えかね上京。風俗業界で稼ぐと決心
次に働いたのが、キャバクラですね。実は、学生時代にバイトでボーイの経験があったので、正社員として働くのもいいかなって思ったんです。
そこはちょっと変わったお店で、夕方まではキャバクラでボーイの仕事を行うんですけど、系列店にホストクラブもあるからって理由で、夜はホストとしても働いていました(笑)。
意外とホストも性に合ってましたね、最終的には店長になっていましたから。月収も多い時は、100万円を超えるくらいいただけてました。
いや、モテるとかそういうのじゃないんですよ! ただ単に、周りがイヤな人ばかりだったんで、店の中ではマシだったってだけです(笑)。
とは言っても、ホストって若い時しか稼げないじゃないですか。今後のキャリアを考えたら、一般企業勤めをしておきたくて。
キャバクラ兼ホストは2年で辞めて、もう一度車業界に戻りました。カーディーラーの仕事です。
そこの店長さんには、本当に良くしていただきました。もう一人の父親くらいに思えた方だったので、ずっとこの人の元で働くつもりだったんですけど、急な病気でこの世を去ってしまったんです。
で、代わりに来た店長が、殴る・蹴るは当たり前のパワハラ上司で……。
それでもう、地元での就職に疲れちゃったんですよね。
なので、新境地で一発当てたいと思って、東京で稼ぐって決意したんです。
風俗業界はだらしない。そんなイメージが変わったこの店
「風俗業界で稼ぐ」っていうのは決めていたんですけど、『コスパラ』を選んだ理由は、寮が借りられたということと、公式サイトがしっかりした作りで、信用できそうだったからなんです。即、面接していただいて、そのまま入店することになりました。
初日に働いてみての感想ですか? 「ソープって意外と大変だな……」ですね(笑)。
部屋の清掃はもちろん、タオルの交換とか、ベッドメイクなど移動が多いので、結構体力仕事なんですよ。
でも、スタッフの方が優しい方ばかりで、とても働きやすい環境だと思いました。体力がいる部分も、すぐに慣れましたしね。難しい仕事なわけじゃないですし。
あと、もう一つ驚いたのが、「すごくちゃんとしてる」。
風俗業界に、だらしないイメージを抱いていたんですよ。少なくとも、僕が行ったことのある地元のデリヘルは、写真と全然違う女の子、というか国籍すら違う女の子が来るようなお店でしたからね(笑)。
そんな経験しかなかったので、いい意味でショックを受けました。
ここではみんな丁寧に仕事を教えてくれるし、店もキレイ。もちろんウソの写真もなくて、すごく真面目に“風俗”をやっているんだなって感じたんです。
僕を指名してくれるお客様がいる。それが嬉しい
仕事のやり甲斐も見つけました。それは『お客様と女の子とのベストなマッチングをさせること」。カギはヒアリングですね。
お客様の中には、うまく自分の好みを伝えられない方もいらっしゃいます。そういうお客様であっても、色々な聞き方で好みを探り当てて、女の子を薦める。これは受付スタッフの腕の見せ所です。
最近は「外山さんのオススメは間違いない。次、来た時も外山さん担当してよ」って、褒めていただくことが増えたんです。お客様から認められるっていうのは、すごく嬉しくて「お客様全員にそう思わせたい!」っていう気分になるんですよね。
そのために、キャストさんとのコミュニケーションも非常に重要だと思っています。各々の性格を把握しないと、お客様に薦められませんからね。
でも、キャストさんによっては、距離を詰めすぎると嫌がる子もいる……。ちょうどいいバランスで立ち回らないといけないのが、スタッフの難しいところでもあります。
まだフワッとしているけど、自分の店を持つのが夢
この業界でやっていくと決めたからには、自分の店を持ちたいと思っているんです。今だったら、どんなお店が人気出ますかね?
この話は同僚ともするんですけど、何かしら個性があるお店じゃないと、今の時代は生き残れないと感じていて……。
うーん、ちょっと具体的な案はまだ思いつかないので、フワッと「店を持ちたいという願望だけはある」っていうことにしておいてください(笑)。
ウチは業界的に珍しいと思うんですけど、男性スタッフの定着率が高いんですよ。それは、やっぱり風俗に対して“真面目”だからだと思うんですね。
公式サイトがちゃんと作られていることにも、それが表れているんだと思います。僕もサイトを見て応募した訳ですから。
なので、腰を据えて風俗で働きたい方には、すごくいい職場だと思いますよ。
まもなく、系列店が新規オープンするんですよ。そのお店も『コスパラ』も一緒に軌道に乗せていける、真面目なスタッフさんに来ていただきたいですね。
取材後記
プロフィール
外山翔斗
総合職(店長・幹部候補)
(前職:カーディーラー)