風俗業界において評価されることに貪欲になれ! ~アキバマサトの『風俗業界一年目の教科書』~

2017年02月08日

byアキバ マサトアキバ マサトFuuTube映像ディレクター

みなさんは具体的な夢や目標はもっていますでしょうか?

漠然とは「金持ちになりたい」とか「起業したい」とか「高級車に乗りたい」というのも良いですが、「夢なら大きく! 目標なら具体的に!」が良いと思います。

「金持ちになりたい」と言っても、どうせ夢なら宝くじの高額当選が何回も当たる! とか、遠い親戚に石油王がいて、莫大な遺産が転がり込んでくる!など……。

でも、それってちょっと不毛ですよね? 残念ながら日本にいる僕たちが、資産を共有してもらえるアラブの石油王と親戚だということが判明する可能性は……、絶対ないとは言いませんが限りなくゼロに近いです。

それなら、もっと具体的に「何をして、どれくらい稼ぐ」という目標をもったほうが結果的に夢への近道になります。

評価されることに貪欲になれ

以前、『風俗業界でいう“結果”とは?』で、目標を設定するとき「逆算」して考えると導きやすいと書かせていただきました。

その方法は、大きく分けてふたつです。
ひとつめは、「月50万円稼ぎたい。それならば何をするべきなのか、何をしてはいけないのか」というパターン。
ふたつめは「自分にはこの知識や技能がある、ならば、それを生かしてどんな結果を出せる(いくら稼げる)のか」を考えるパターンです。

もし、デリヘルを開業することが短期的な目標で、いまノウハウの蓄積や資金を貯めている最中であれば、既存のデリヘル店に従業員として勤めるというのが手っ取り早いし、実際そのような方がかなり大勢いるのではないでしょうか?

あるいは、風俗業界で働いて年収1,000万以上にし、自分の生活水準を上げたい。そこまでいかなくとも平均年収以上の年収500万円を目指したい、など。

どちらにしても夢や目標を達成するためには多くの裁量を得て、決済権をもった方が起業後の経営判断に役立つことは間違いないですし、収入面も生活水準もアップしていくはずです。

ここで自分の夢や目標を達成するために大事なことは、手段を選ばず、評価されることに貪欲にならなければならないということです。

仕事のやり方を盗め! そのためには評価を受けてより高いレベルの仕事をしろ!

「目的を果たすため手段を選ばず」と言うと、違法行為もいとわず大統領の命令に従い、テロと戦うジャック・バウアーが筆頭に挙げられます(僕の主観ですw)。

風俗業界で働くにあたって、テロリストと戦ったり人命や国家存亡の危機を救うような場面はないはずなので、違法行為や非人道的な行いは断じていけません。

ここで言う“手段を選ばず”は、そもそも起業や収入アップのような短期、中期的な目標なのであれば、組織に全身全霊で生涯を捧げる必要はないし、あえて悪い言い方をしますが、それは“ノウハウを盗む”ということで十分です。

“盗む”と言っても顧客や従業員の個人情報やプログラムのソースコードなどは、決して盗んではいけません。

それが許されるのは人命がかかっていたり、テロと戦わなければいけなかったりする場合のみ、結果的に仕方がない部類の行為です(海外ドラマ『24-TWENTY FOUR-』の場合のみ)。

しかし、ワークフローや理念、仕事のやり方などは、いくら盗んでも文句を言われる筋合いはありません。これは“盗む”ではなく“勉強”しただけなのです。決して悪いことではありません。

ここで大事なってくるのが、より多く、より深く勉強するために仕事の幅を広げる必要があるということです。

そのためには上司などから評価され、より多くの裁量を得てレベルの高い仕事をしていく必要があります。

『風俗業界で言う“結果”とは?』で書かせていただきましたが、多くの裁量権を得るためには、その企業や組織の理念を深く理解し、それに沿った結果や成果を出すことが重要です。

より高いレベルの仕事をするために、徹底的に仕事のやり方を盗むことをお勧めします。

目的を果たすことよりも、優先されるプライドなど必要ない

話が少し変わりますが、評価されるためには目標をひとつひとつクリアして、設定した目的を果たさなければなりません。

その過程で、次のようなことを言う人がいます。

・思ってることはキチンと声に出して言う
・気に入らないことをやってまで小銭を稼ごうとは思わない
・長いものに巻かれるなんてことはしない
・周りの評価なんて気にしない

どこまでも己を貫く! と言えばカッコいいでしょう。

僕が知っている中で、これらのことを言って本当にそのとおりなのは、どこまでも我が道を行く叶姉妹くらいです(主観ですw)。

でも、それって本来、逆ではないでしょうか?

よほど自分の信条に反するようなことでない限り、目的を果たすためには、

・思っていても言わない
・気に入らなくてもやる
・長いものに巻かれる
・評価を気にするべき

反骨精神はロックだしカッコいいぜ! みたいなことは、もちろんあるにはあるのですが、信念をもってのことなのか、ただプライドを傷つけられるのが嫌なのか、自分自身でよく考えなくてはいけません。

自分の真理信条はどこにあるのか? 目的を果たすためには、ちっぽけなプライドなんてクソ同然ですから捨ててしまいましょう。

実は、「周りの評価なんて気にしない」と言いながら、周りから見られる自分を気にしてる人が意外と多いのです。

自分の小さなプライドを傷つけられまいと、絶対に自分の非を認めないような人の評価は頭打ちになってしまいます。

「この人は絶対に意見を曲げないからな~」と、面倒くさいヤツだと相手に思わせておけば、ある程度のところまでは比較的簡単に行けると思います。

しかし、本当に重大な判断や大きなプロジェクトの場合、このような人と力を合わせようとはなかなか思われないものです。

真の目的は何なのか、自分のプライドを守ることなのか、それとも目的を果たすことなのか、よく自分で考えるべきです。

しかし、あえて言おう。人は信念をもって自分らしく生きるべきだと

組織に属している会社員であっても評価されるだけではなく、同時に自分自身も組織を評価しなくてはいけません。

指揮命令系統は上の方からしかやってきませんし、報酬などの評価も上司が判断するものです。部下の多数決で役員報酬などを評価する組織なんて基本的にはありません。あるかもしれませんが、個人的にはおかしいことだと思います。

では、一社員が組織を評価するとはどういうことか?

僕は、「従業員が雇われている。雇っていただいている」という考え方は間違っていると思っています。

雇用とは対等なもので、仮に従業員が「雇われている」と思うならば、同時に経営者側は「働かせてやってる」になってしまうのです。

信念とプライドをもち、報酬の対価として、自分自身の労働力をその組織に提供してもよいかを評価しなくてはいけません。

雇用関係において、お互いの評価とは簡潔に表すと次の図のようなイメージになります。

風俗・アダルト業界で働く場合、油断していると一般的な仕事に比べてリスクが報酬に見合わないということが起きます。従業員側であっても労働力の搾取に遭わないように、常に組織を評価する気持ちが必要なのです。

同時に自分自身の労働に対する価値が報酬に見合っているかを考えてみてください。同僚や同業者を少しリサーチすれば、報酬に見合った成果がどれくらいなのか見積もることができるはずです。

「こんなに働いてるのにこれしかもらえない」という話はよく聞きますが、その逆はあまり耳にしません。

人は自分に都合のいいように情報を改ざんしてしまうことがよくあります。

「これだけもらうためには、どのような成果を出せば良いか?」を正確に導くことができれば、僕の経験上、得られる年収のラインは誰でも600万円以上だと思っています。

まだそこまで達していないのであれば、「月50万円稼ぎたい。それならば何をすれば良いのか、何をしてはいけないのか」を徹底的に考えてみてください。

そして、評価されることに貪欲になり、自分自身も今の会社や組織を評価してみてください。

今回のまとめ
・評価をうけて、より高いレベルの仕事を任せてもらうようにする。
・目的達成のために必要のないプライドなど、捨ててしまえ。
・自分自身が組織から評価され、自分自身も組織を評価しながら仕事をする。

執筆者プロフィール

アキバ マサト

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1973年、横浜市出身。高校卒業後、ミュージシャンを経て風俗業界入りし、20年以上のキャリアを持つ。体験男優としての顔は一部に過ぎず、実は大手グループの代表経験もある敏腕ビジネスパーソン。仕事観、人間観、人生観の有無を大事にする。尊敬する人は、やはり実業家だった父とX JAPANのYOSHIKI。非常に繊細なO型。

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