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コロナ禍を乗り切れたブランド力。“地方”がメリットにもなった

どうもお久しぶりです。前回のインタビューから、もう4年になるんですね。早いものです。

あの後の出来事としては、やはりコロナ禍は外せないですよね。初めてのことでしたから、どこのお店も戸惑ったし、苦労したでしょう。僕らだって一緒です。一時は利益も落ちて……。

とは言え、『G4』の強さをあらためて思い知ったのもこの時だったんですね。2020年4月の緊急事態宣言の後は、徐々に売上も回復。逆にキャストさんが増えたんです。

要因の1つは、やはりブランド力ですよね。ピンチの時だからこそ、『モアグループ』の知名度はご利用の際の安心に繋がったし、実際常連のお客様に助けられた時期だったと思います。

もう1つは、都心部だけではなく、厚木や小田原にも店舗を構えていたのが大きかったかなと。地方で警戒感が薄かったというわけでもないんでしょうが、事実として感染者数は相対的に少なかったし、人の出足が回復するのも早かった気がします。

7割が地元、3割が出稼ぎの体制が、都心部の受け皿として機能

また、それまでの戦略が功を奏したところもあります。例えば厚木で言うと、地元のキャストさんが7割、出稼ぎの方が3割という体制なんですね。在籍数の確保の面で、偏りがありませんでした。

おかげでお店の休業や閉店を理由に、東京や横浜のキャストさんが小田原に、厚木にということが起きたんです。“地方にもある”ということが、ここでもメリットになって。

まるでそれに応えるように、政府の10万円給付があった頃なんて、お客様の数もすごかったですよ（笑）。売上は横ばいどころか、2か月間通常の倍という感じ。みんな嬉しい悲鳴をあげていました。

そして今はもうコロナの影はなくなったというか、逆に利益を伸ばし続けています。昨年『G4』は、グループでトップの売上だったほどなんです。

ただ、満足しちゃうと落ちるのも早いじゃないですか（笑）。新たに池袋のお店も見ることになったし、どんどん新規出店していこう、もっともっと上を目指そうということで、今回人材募集に踏み切ったんです。

昇給も昇格も“適正評価”。副店長にまでなり、給与も上がった

僕自身は、この4年数店舗で内勤スタッフをしました。昇給も昇格も“適正評価で”という会社ですから、副店長にまでなり、給与も上がって。

6月からは求人を担当しています。……現場を離れるのが寂しくなかった？（笑）  そんなことはないですよ。

もちろん現場も好きですけど、それまでの自分の仕事ぶりを見てくれた上で、「ぜひ」ということでしたし、一度店舗スタッフ以外の職に携わることは、後々自分の役にも立つかなと。

業務としても、写真の補正やバナー制作は、入社当初から楽しかったんですね。求人部でなら本格的にその仕事ができる。やりがいという面でも魅力的なお話でした。

Web周り全般＋応募対応で、充実した日々。飽きることがない

この3か月は、今言ったWebサイトのバナーを作ったり、テキストを書き替えたり、求人媒体の見直しや、そちらでも内容の更新をしてという感じですね。よく見ると情報が古い箇所もあったので、そこをしっかり今の『G4』の実情に合わせて作り替えていきました。

もちろん日々キャスト応募がありますから、LINEやメールでご返信し、くわしい説明をご希望であれば、ときには電話対応しという仕事もあります。「この方なら」となったら、面接日を設定して、店舗の責任者にお繋ぎするという流れです。

そう（笑）、意外とやることあるんです。だから飽きたりということも全然なく、日々充実しています。

“部署分け”で働きやすい。意欲次第で「自分の店を」もかなう

こうして個々の適性を見てくれるのが、『G4』の良いところですよね。僕のように働いている内にということもありますけど、最初の入口で「こちらの部署はいかがですか？」となるケースもあります。

先日も店舗スタッフで問い合わせのあった女性が、面接でお話して「ぜひ求人課に」となりました。なので何と言うか「人が苦手で」とか「接客未経験で」という方も、気軽にご応募していただけたらと思うんです。

これだけの組織になれたからこそ、“部署分け”が行われ、業務の効率化が進められているとも言えます。中にはワンオペで、たった1人で1日中全部の仕事を切り盛りしてみたいなお店もあるじゃないですか。あれじゃ店舗のスタッフも潰れちゃいますよね。

先ほども少し触れたように、試用期間後月給30万円でスタートしてからは、半年ごとに査定があって、結果次第ですぐ昇給していきます。「受付ができるようになったら」「撮影がこなせたら」「面接がスムーズなら」というように、目標設定もあるので、頑張り甲斐もあるかなと……。

その先は青天井ですよ。上がる時はほんとに、びっくりするぐらい昇給する会社なので（笑）、「高収入を得たい」とか「いつか自分の店を」という方にも向いていると思います。ぜひお話だけでも。きっと「ここだ」と感じていただけるはずですから。

（インタビュー：松坂治良）

取材後記

執筆者

藤野 りさ

前回のインタビューは入社1か月目、現在は4年目……。そんな田中さんのお話だけに、説得力がありますよね。“適材適所”が進んでいるようで、お仕事もしやすそう。ライターがご入用になったら、私もぜひ（笑）。