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一般職(内勤・スタッフ)】高田彰久さんのインタビュー記事

2022年入社

高田彰久 (21歳)

一般職(内勤・スタッフ)

前職:建設作業員

2022.12.12

大丈夫。未経験でもやれる。むしろ“環境が良い”からこそ、1日も早く出世したい

この記事のポイント!

  • 接客も初めての21歳。みんなの親切で、少しずつ業務を学べた
  • 臆するより“聞く”が大切。申し訳ないなら、早く一人前になる
  • キャストさんの頑張りに刺激。収入面でも、先輩の背中が励み

10代は甲子園を目指し、その後も推薦で大学に。ところが……

職歴、と聞かれると、正直まだ21歳の僕には、語れるほどのものはないんですが……。

もともとは高校球児だったんですよ。ポジションはキャッチャー。18歳までの3年間は、ただひたすら甲子園を目指してという日々でした。

大学も北陸の強豪校にスポーツ推薦で入ったんですが、甘かったですね。レギュラーを取れないどころか、試合に出るのもままならない。周りとのレベルの差を痛感しました。

「このままここにいてもしょうがない」

ところが中退して地元に帰っても、それまで野球しかしたことがないので、就職先って限定されちゃうんですよね。最初はとび職、次は解体作業の仕事をしたんですが、労働条件がキツかったり、パワハラもヒドかったりで、長く続けることはできませんでした。

それでなぜこの世界に、というのは、ブラックな環境が続いたのもあって、全く違う仕事をしてみたくなったんですね。接客業だったら、あそこまで怒鳴られたりすることもないのかなと。また「稼げる職に就きたい」という思いもありました。

接客も初めての21歳。みんなの親切で、少しずつ業務を学べた

なかでも『ハピネスグループ』に決めたのは、まず知名度。そして何より面接の印象です。

「苦労してるんだね。ウチなら大丈夫。みんな仲がいいし、若い子もいるし、楽しくやれると思うよ」

エリアマネージャーがこう声を掛けてくれて、「ここなら」と思えたんですね。すぐに「お願いします!」と寮に入って、翌日から働き始めました。僕決断は早いんです(笑)。

実際入社してみると、この言葉通りでした。とにかく皆さん親切で、少しずつ業務を習得できて……。

初日はレクチャーを受けて、先輩の様子を見つつ、ドアマンとしてお客様をご案内するという形。それから1週間は、空き時間に待合室を掃除したり、備品を補充したりと、ほんとにできることからでした。

1か月ほどでフロントで受付もするようになって。Web予約の確認方法を学んだり、コースや割引をしっかり頭に叩き込んで、お金の受け渡しもするようになりました。

2か月目からWebサイトの更新なんかも入ってきた感じです。僕実はパソコンて触ったこともなかったので、ここは初めは苦労しました。でもマニュアルもそうだし、先輩が丁寧に教えてくれたおかげで、何とかなったんです。覚えてしまえばどうってことないですね(笑)。

臆するより“聞く”が大切。申し訳ないなら、早く一人前になる

大事なのは“聞く”ことかなと思います。パソコンで言えば、昔から使っている人には当たり前のことなので、なかなか先回りして「これがわからないだろうな」とは思ってもらえないんですよね。

だから自分から頭を下げる。

「すみません。F1キーって何のことですか?」
「え。あ、そっかそっか。そこからか。こっちこそごめん。えっとね……」

確かにウチの先輩も同僚もみんな優しい。でもせっかくそんな良い環境を与えられても、自分が動かなければ何にもならないんですよね。

「こんなことで相手の時間取っちゃったら」と思う気持ちは、僕にもよくわかります。でもだからこそ、聞くべきことはさっさと聞いちゃった方が良いんじゃないかなと。新人に一番求められているのは遠慮ではなく、少しでも早く一人前の戦力になることだと思うんです。

キャストさんの頑張りに刺激。収入面でも、先輩の背中が励み

3か月の自分がエラそうなこと言ってますけど(笑)、こんな風に思うようになったのは、キャストさんの影響が大きいんですね。

これは当たり前なんでしょうが、ランキング上位の皆さんは、もういつも常連様のご予約でいっぱいなんです。僕らが何もする前から「TwitterでDM入ったから」「LINEが来たから」と、お客様を確保しちゃうんですよね。

正直今のままでは、自分の出る幕なんてないなと(笑)。日々頑張るキャストさん達を見る内に、お店に貢献したい気持ちが強くなっていったんです。

それにこの仕事は“やったらやっただけ”ですからね。先月もボーナスが出ましたし、主任になれば、店長になればという形で、毎月の給与面でも先輩達の背中が励みになっています。

あ、あとこのスーツはオーダーメイドなんです。福利厚生の一環で、安く仕立ててもらえるんですね。モノが良いどころじゃありません(笑)。こうした働く環境面での充実も、ウチに来て良かったことの1つです。

実働も今確か……9時間+休憩1時間ですね。どうしてもという時には残業代が出るので、納得して働けています。ずっとブラックな職場にいた自分にとっては、人間関係も含めて雲泥の差です。

「あの時この業界に来て良かった。『ハピネス』で良かった」

僕の正直な気持ちだし、更に言うと、もっと早く知りたかったですね(笑)。

取材後記

松坂 治良

執筆者

松坂 治良

高田さんは多くを語りませんが、ずっと続けてきた野球を諦めるのは、実は相当な決断だったはず。10代で社会の現実を知らされた思いだったでしょう。
でもだからこそ今「早く一人前に」という意欲を持て、キャストさん達の頑張りにもすぐに気づけたのだと感じます。「まずは主任に」ということでしたが、この分だと出世も早そうですね。またぜひお話を伺わせてください。

プロフィール

高田彰久

一般職(内勤・スタッフ)

(前職:建設作業員)

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